沖電気、エバーライフにIPコンタクトセンタシステムを納入
沖電気、「CTstage(R) 4i」による350席規模のIPコンタクトセンタシステムを
通信販売のエバーライフに納入
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)は、このたび健康食品の通信販売会社である株式会社エバーライフ(本社:福岡県福岡市、 社長:井 靖秀、以下 エバーライフ)に、弊社のコンタクトセンタシステム「CTstage(R) 4i for .NET(以下CTstage 4i)」をベースとした350席規模のIPコンタクトセンタシステムを納入しました。このシステムは福岡の本社内に設置され、本日より本格稼動を開始します。今後、順次拡張していく予定です。
通信販売業界は順調に市場が拡大し、健康食品の通信販売を行っているエバーライフでも市場の拡大とともに売り上げが順調に推移しています。テレビコマーシャルの全国展開やお客様ごとに担当のオペレータをおくきめ細かな顧客対応により、2005年度の売り上げは100億円以上に急増しました。しかしそれに伴い、問い合わせや注文電話の急増に対応するためのオペレータの大幅な増員が必要となったこと、さらには既存顧客へのフォローコールを含めた業務のより一層の効率化などが課題となっていました。
これらの課題を解決するため、エバーライフは従来の電話ベースのシステムを再構築し、沖電気の「CTstage 4i」によるIPコンタクトセンタシステムを導入しました。「CTstage 4i」は国内でIPコンタクトセンタシステムの先駆けとなるシステムであり、既に多くの導入実績があります。この先進性と導入実績がエバーライフに評価され、「CTstage 4i」が採用されました。
今回の「CTstage 4i」によるIPコンタクトセンタシステムの導入により、オペレータの席を従来の250席から350席へ増やした上、今後の規模の拡大にも柔軟な対応が可能となりました。また、他拠点にコンタクトセンタを設置することも容易な上、システムは本社で一元管理することが可能となるため、設備費や管理コストの低減に貢献することが可能です。
業務効率化の観点からは、顧客データベースと連携することにより、購買履歴や問い合わせ履歴をPCで確認しながら電話対応することが可能となり、生産性の向上を実現しています。また、担当のお客様をPCで検索し、クリックすることで電話を掛けることにより既存顧客へのフォローコールを効率化しました。
IP電話の急速な普及を背景に、コンタクトセンタのIP対応への関心が高まっています。弊社ではこれまで蓄積された多くの導入経験をもとに、今後ともさらにIPコンタクトセンタに関する機能とサービスウエアを拡充していく予定です。
【「CTstage 4i」概要】
情報(コンピュータ)と通信(テレフォニー)を融合するCTI(Computer Telephony Integration)システムとして1996年より「CTstage」を販売しています。「CTstage 4i」は2002年より販売しており、ソフトスイッチとUnPBXの二つのアーキテクチャでコンタクトセンタソリューションを提供しています。「CTstage」は1996年の販売開始以来、累計販売数は5,000セット(2006年3月末現在)を超え、幅広い分野に導入・運用されています。
製品詳細URL: http://www.oki.com/jp/MMC/CTI/JIS/
*CTstageは、沖電気工業株式会社の日本および中国などにおける登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 -
PC/WS インフォメーションセンタ 電話 0120-490-988