中国の風力発電CDMプロジェクトへの参加について
~新疆ウイグル自治区の風力発電CDMプロジェクトにより創出される炭素クレジットを購入~
当社は、本日、中国の国営新エネルギー事業投資会社「北京国投節能公司」[注1]との間で、同社の子会社である「新疆国投風力発電所」[注2]が新疆ウイグル自治区で実施する風力発電CDM[注3]プロジェクトにより、2006年から2012年までの7年間に創出される炭素クレジットを全量購入する売買契約を締結いたしました。
本プロジェクトは、新疆国投風力発電所が、新疆ウイグル自治区の首都であるウルムチ市郊外のトリ地区に、総出力3万kW(1,500kW×20基)の風力発電所を建設し、地元の電力会社に売電いたします。これにより、地元の電力会社の火力発電電力量の一部が風力発電により代替され、化石燃料の消費が抑制されることから、7年間で約65万トンのCO2排出量の削減が見込まれ、当社では全量を炭素クレジットして購入する予定です。
詳細は別紙のとおりです。
なお、本プロジェクトは、既に中国政府ならびに日本政府よりCDMプロジェクトとして承認されております。
当社は、地球温暖化防止への取り組みを経営の最重要課題の一つとして位置づけており、引き続き、国内における電気の供給面・使用面の対策や、海外プロジェクトを通じた炭素クレジットの取得など、国内外での地球温暖化対策を積極的に推進してまいります。
以 上
※用語の意義は関連資料参照
添付資料
・別紙:中国の風力発電CDMプロジェクトの概要(PDF 46.2KB)