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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'03.29.Fri
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2006'12.21.Thu

SMSC、65nmプロセスCPUに最適化した
SST(TM)(Simple Serial Transport)バス対応
高精度、小型温度センサIC『EMC1102』『EMC1152』を発表


 SMSC※(NASDAQ:SMSC、本社:米国ニューヨーク州、日本法人=SMSC Japan)は、パソコンのサイズ縮小やコストダウンといった課題をかかえる顧客向けに、EMC(Environmental Monitoring and Control)ソリューションの一貫としてSSTバス対応の温度センサ、『EMC1102』『EMC1152』を発表しました。


『EMC1102』『EMC1152』

 『EMC1102』『EMC1152』は、SSTバス(※1)対応の高精度,小型温度センサです。本体に内蔵されている温度センサと、外部温度センサの計2箇所を測定可能です。65nmプロセスのインテルCPUに最適化された設計が施されています。さらに、『EMC1152』には電圧監視機能(12V,5V,3.3V,2.5V,1.5V)も搭載しています。


主な特長

EMC1102
・SST 1.0 インターフェース (9種類のアドレスを選択可能)
・外付け温度センサ×1ポート
  o 温度精度+/-1℃(50℃~70℃範囲にて)
  o 0.125℃分解能
  o Beta Compensation機能(※2)
  o 配線抵抗補正機能(Resistance error correction)(※3)
  o Ideality補正機能 
・内蔵温度センサ
  o 温度精度+/-2℃(40℃~70℃範囲にて)
  o 0.125℃分解能
・パッケージ 8-pin MSOP

EMC1152 
・SST 1.0 インターフェース (3種類のアドレスを選択可能)
・外付け温度センサ×1ポート
  o 温度精度+/-1℃(50℃~70℃範囲にて)
  o 0.125℃分解能
  o Beta Compensation機能
  o 配線抵抗補正機能(Resistance error correction)
  o Ideality補正機能 
・内蔵温度センサ
  o 温度精度+/-2℃(40℃~70℃範囲にて)
  o 0.125℃分解能
・電圧監視機能
  o 12V,5V,3.3V,2.5V,Vccp(1.5V)電圧監視
  o 11bit分解能
・パッケージ 10-pin MSOP


機能説明

※1:SST(Simple Serial Transport)*
 SSTは、転送速度2Kbps~2Mbps(約1.3Mbpsが実質的な最高速度)の1ワイヤバスです。
 マルチドロップ、ホットプラグインが可能です。SMBusと比較し耐ノイズ性に優れています。

* SSTおよびSimple Serial Transportはアナログ・デバイセズ社の商標です。

※2:Beta Compensation機能
 65nmプロセスのCPUでは、内蔵サーマルセンス・トランジスタのβ値(電流増幅率)が大きくなり、温度測定精度に大きな悪影響を及ぼします。『EMC1102』『EMC1152』は、CPU内蔵サーマルセンス・トランジスタのβ値(電流増幅率)による影響を自動補正し、高精度(誤差±1℃)の温度測定を可能にしました。

※3:Resistance Error Correction機能
 サーマルダイオードと温度センサ間に、配線抵抗があった場合、温度測定値に誤差が生じます。『EMC1102』『EMC1152』は、配線抵抗による誤差を自動補正します。最大100Ωまで補正可能です。この機能により高精度の温度測定が可能になります。


SMSC本社の英文リリースは、以下から入手可能です。
http://www.smsc.com/whatsnew/pr/emc1102pr.html


◎ SMSCについて

 SMSCは、あらゆる技術をベースとして活躍する世界中の多くの企業にとって、アナログ、デジタル、ミックスドシグナルに繋る半導体(LSI)とそのシステム構築において・頼れる戦力・となっています。豊富な知的財産、集積化の専門技術、そして広範なグローバル・インフラを活用して、顧客のデザイン上の難問を解決し、性能、省スペース、コスト削減、開発期間短縮などを提供しています。 

 SMSCがフォーカスするアプリケーションは、急成長を遂げる垂直的マーケットを対象としています。それらには、モバイル/デスクトップ・コンピュータ、サーバー、情報家電、自動車インフォテインメント、産業用などがあります。PCシステムコントローラ、non-PCI Ethernet、ARCNET、MOST、Hi-Speed USB2.0など、アプリケーションに特化したソリューションを提供することで、各々のマーケットリーダのポジションを築いてきました。

 SMSCの本社は米国/ニューヨーク州ハーパーグにあり、北米、アジア、日本、ヨーロッパに展開しています。開発センターは、米国/アリゾナ州、ニューヨーク州、テキサス州、ドイツ/カールスルーエ、日本にあります。さらに、詳細な情報は、http://www.smsc.comから入手できます。

 SMSC Japan(正式名称:スタンダードマイクロシステムズ株式会社、本社:東京都品川区、代表取締役社長 鈴木康夫)は、SMSCが1986年1月に設立したSMSCの100%日本法人です。SMSC Japanは、日本市場において、パソコンと周辺機器、情報家電、アミューズメント関連、カーエレクトロニクス、各種産業機器などの分野に幅広く製品を提供しています。特に、産業用ネットワークのARCNETは、自社内にも開発センターを擁し、LSIからシステムモジュールまでの開発を行い、SMSC Japanで開発された製品も世界に発信しています。詳細な情報は、http://www.smsc.jpから入手できます。

※SMSCは、Standard Microsystems Corporationの登録商標です。また製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。



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