アシストと山口菱洋システム、地図情報とリアルタイムレポートの連動システム構築で協業
アシストと山口菱洋システム、
地図情報とリアルタイムレポートの連動システム構築で協業
~GISと「WebFOCUS」の連携で視覚的な情報活用を支援~
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役:ビル・トッテン、略記:アシスト)と、システム・インテグレータであり地図情報システム(GIS)ソフトウェア(開発元:ESRIジャパン株式会社、略記:ESRI)の販売代理店を務める山口菱洋システム株式会社(本社:山口県山口市、代表取締役社長:笠原 宏文、略記:山口菱洋システム)は、GISとWebレポーティング・ツール「WebFOCUS」(開発元:米Information Builders,Inc.、国内総販売代理店:アシスト)を連携させた視覚的かつ多角的なデータ活用システムの構築分野において協業します。
アシストが提供する「WebFOCUS」は、企業の現場力向上のための情報活用の仕組み「オペレーショナルBI」を実現するWebレポーティング・ツールで、海外4,500ライセンス、国内では金融、通信、製造業などを中心に412社の顧客企業へ導入されています。WebFOCUSには、ESRIが提供する世界最大級のシェア*を誇るインターネット情報公開用WebGIS「ESRI ArcIMS」と連携を図るためのアダプタ「WebFOCUS GIS Adapter for ESRI ArcIMS」が用意されており、空間および位置情報からのレポート生成、またはレポート情報を地図ベースへと、リアルタイムに双方向の情報変換を実現します(図1、図2参照)。米国では、GISとWebFOCUSを連動させた視覚的なデータ活用で業務効率の向上や意思決定支援に貢献している事例が多数あります。
*出典:Daratech,Inc.の市場調査資料
山口菱洋システムではこれらの実績に加え、山口県内において双方向データ活用に関する案件が増えていることを検討し、アシストが提供するWebFOCUSと自社が販売するESRI ArcIMSを連動させた「GBIS」**ソリューションの構築を
推進していくことを決定、アシストはWebFOCUSに関する販売、技術サポート面で山口菱洋システムを強力に支援していきます。
**GISとBIの組み合わせ
本日、山口菱洋システムの主催、ESRIジャパンおよびアシストの協賛、協力により「第6回自治体シンポジウム2006~山口の地図情報システム、更なる発展をめざし」(会場:ニューメディアプラザ山口(山口市))が開催されます。このシンポジウムで山口菱洋システムは、山口県内で自治体、民間ともに需要が伸びているGISの展示と活用事例の紹介、そして「GBIS」ソリューションのデモンストレーションを行います。
GISソフトウェアメーカーのリーディングカンパニーであるESRIジャパン株式会社様から以下のコメントをいただきました。
弊社が提供する地図情報システム(GIS)ソフトウェアとWebレポーティング・ツール「WebFOCUS」の製品力、そして山口菱洋システムの強力なシス テム構築により、視覚的な地図情報と詳細情報が密接に連動した検索性の 高いレポーティング環境の構築が実現されます。GISを活用した情報活用基盤構築を検討している顧客企業において、情報活用がますます促進されるものと期待しております。
ESRIジャパン株式会社
代表取締役社長 正木 千陽様
※以下は、添付資料参照
図1:【WebFOCUS+ArcIMS利用イメージ】空間検索/集計⇒レポート/集計(要素)
図2:【WebFOCUS+ArcIMS利用イメージ】レポート/集計(結果)⇒地図表現
■「WebFOCUS」について
●製品概要
WebFOCUSは、高い生産性と操作性という大きな特徴のほか、Oracle、DB2などのリレーショナル・データベース、IMS/DB,VSAMといったレガシーシステム、SAPをはじめとするERPパッケージ、Webサービスなど、社内外に分散しているあらゆるデータ/システムとの接続性にすぐれたWebレポーティング・ツールです。定型、非定型を問わず、豊富で柔軟な視覚的レポート作成機能により、エンドユーザから経営層まで全社規模で幅広く活用できます。
11,000以上の顧客サイトでの実績、大規模システムでは200万を超すユーザ に利用されているそのスケーラビリティでも高く評価されています。
●稼働環境
Windows 2000 Server、Windows 2003 Server、HP-UX、Solaris、AIX、Linux
●対応データベース
Oracle、Microsoft SQL Server、UDB、HiRDB、Sybase、Informix、MySQL、
ODBC、DB2*、IMS/DB*、VSAM*、ADABAS*、CA-Datacom*、CA-IDMS*、 Teradata*、DB2/400*など他40種類
* 米国Information Builders社関連製品との組み合わせによる
●販売価格
(GIS Adapter含む最小構成価格)289 万円~(税別)
■GBISソリューションについて
これまでのBIやGISは、専門の知識を持つ、限られた人間のみが利用するシステムでした。それが、「WebFOCUS」や「ArcIMS」の登場により利用者を選ばない、ユーザビリティの高いシステムの提供が可能になりました。
GBISは、名前のとおりGISとBIの融合をあらわします。このBIとGISが連携し「GBIS」となることにより、位置や空間からの情報分析(GIS→BI)、情報を地図へリアルタイムに表現する(BI→GIS)といった、お互いの特徴を活かした双方向の情報分析が可能となります。
GBISの利用の主な特徴としては、
1.位置を表す情報(住所、所在等)から地図への表現が可能となる。
2.地図に表現された情報を、空間情報として活用(空間検索)が可能となる。
3.レポート毎の情報を地図上にて重ねあわすことにより、空間分析が可能となる。
4.空間検索・空間分析の結果が、リアルタイムな条件でのレポート化が可能となる。
上記の様な特徴を活かすことにより、多種の職種の中で、多種な業務に適用が想定できます。業務システム等で蓄積された膨大なデータを情報活用する中で、視覚的な地図表現は、意思決定、分析を容易にします。多角的な検討を必要とする意思決定の場面で、GBISは必要不可欠なソリューションとなります。
■株式会社アシストについて
代表取締役:ビル・トッテン
設立:1972年3月
社員数:670名(2006年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL: http://www.ashisuto.co.jp/
アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。Webレポーティング・ツール「WebFOCUS」をはじめ、多種多様なビジネス分野向けソフトウェアの販売および教育/サポート・サービス提供のほか、顧客の課題を切り口としたコンサルティング・サービスを提供しています。顧客の「情報活用」支援をテーマに活動を続け、優れた製品と顧客の立場に立ったきめ細かいサービスの提供により、顧客企業における「情報活用」の実現を実践しています。
■山口菱洋システム株式会社について
代表取締役社長:笠原 宏文
創立:1985年5月
社員数:20名(2006年4月1日現在)
本社:山口県山口市小郡下郷2278-5
URL: http://www.yrs.co.jp
山口菱洋システムは、山口県にソフトウェア誘致企業第一号企業として設立されたコンピュータシステムのソフトウェア開発企業です。地図情報システム(GIS)については、お客様のニーズ・業務に合わせた地図情報をシステ ムだけの範囲だけでなく、活用・運用まで含めたソリューションとして提案、構築、提供、支援を行っております。モバイルGISからサーバ構築、GISデータ作成から出力まで実績ある業務をご提供しております。情報をビジュアルに活用させる地図情報のシステム・インテグレータ企業として成長を続けます。
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
