国際石油開発帝石HD、西豪州での探鉱プロジェクトに参画
西豪州での探鉱プロジェクトへの参画について
~イクシスガス・コンデンセート田隣接2鉱区、グリフィン油田隣接1鉱区権益の新規獲得~
国際石油開発帝石ホールディングス株式会社は、オーストラリア連邦における原油・天然ガスの埋蔵量増強を目指し、子会社インペックス西豪州ブラウズ石油株式会社を通じ、オーストラリア北西大陸棚沖合WA-274-P鉱区とWA-281-P鉱区の権益、更に、子会社アルファ石油株式会社を通じ、北西大陸棚沖合WA-357-P鉱区の権益、合計新たに3鉱区の権益を取得いたしましたので、お知らせいたします。
WA-274-P鉱区においては、オペレーターのSantosより20%の権益を取得しました。これに伴い、同鉱区の権益保有比率は、当社20%、Santos 30%、Chevron50%となっております。次にWA 281-P鉱区においては、オペレーターのSantosより17.3394%、Beachより2.6606%の権益を取得しました。これに伴い、同鉱区の権益保有比率は、当社20%、Santos 72.6606%、Beach7.3394%となりました。両鉱区ともに、原油・天然ガスの埋蔵の可能性が高いオーストラリア北西大陸棚ブラウズ堆積盆に位置しており、インペックス西豪州ブラウズ石油(株)が、オペレーターとして、現在、大規模なイクシスガス・コンデンセート田の液化天然ガス(LNG)事業を含む開発検討を進めているWA-285-P鉱区に隣接しております。従って、両鉱区で原油・天然ガスが発見された場合、イクシスガス・コンデンセート田に加え、同地域における当社事業拡大が見込まれると期待しております。
また、WA-357-P鉱区においては、オペレーターのApacheより35%の権益を取得し、Apacheが残りの65%を保有することとなりました。同鉱区は、ブラウズ堆積盆と同じく、原油・天然ガスの埋蔵が数多く確認されている北西大陸棚カーナボン堆積盆に位置しており、アルファ石油(株)が現在生産中のグリフィン油田群の近傍に位置しております。また、当該WA-357-P鉱区周辺では、ラベンスワース油田及びヴァンゴッホ油田が発見され、現在商業開発を検討中であり、今後、原油・天然ガスの更なる発見が期待できる有望エリアであると考えております。
当社では、これら3鉱区権益の取得により当社グループの更なる資産の拡充をめざし、オーストラリア連邦における当社グループの事業を更に発展させるよう努力してまいります。
*添付資料:補足説明、鉱区位置図
