東芝と松下、マレーシアのテレビ用ブラウン管製造・販売子会社を8月末で操業停止・解散
ZMT映像ディスプレイマレーシア株式会社の操業停止・解散について
当社と松下電器産業株式会社のブラウン管事業の統合会社である松下東芝映像ディスプレイ株式会社(以下「MTPD」)のマレーシアにおけるテレビ用ブラウン管の製造・販売子会社である「MT映像ディスプレイマレーシア株式会社」(MT Picture Display (M) Sdn. Bhd.、以下「MTPDM」)は、同社での生産を2006年8月をもって停止し、清算手続きに入ることを決定しましたので、お知らせいたします。
記
1.操業停止・解散の理由
MTPDMは、日本及び北米向け輸出用テレビセットへの供給を中心に、21 インチ~32 インチのテレビ用ブラウン管の製造・販売を担当しておりますが、日米市場における昨今の薄型テレビの台頭に伴い、ブラウン管需要が低迷し、厳しい価格競争に直面しております。このような状況のもと、MTPDにおけるブラウン管事業の再編を加速するべく、アジア・中国地域での最適生産体制を見直し、MTPDMの操業停止・解散を決定したものです。
2.今後の見通し
本件に伴う当社2007年3月期の連結及び単独の業績予想の変更はありません。
3.清算会社の概要
MT映像ディスプレイマレーシア株式会社(2006年6月30日現在)
1)商号:MT映像ディスプレイマレーシア株式会社
2)代表者:取締役社長 長谷川哲夫
3)所在地:マレーシアセランゴール州シャーアラム
4)設立年月日:1990年10月9日
5)事業内容:テレビ用ブラウン管の製造・販売
6)資本金:1,025百万リンギ
7)従業員数:2,162名
8)発行済株式数:1,025百万株
9)株主資本:1,025百万リンギ
10)総資産:200,428千リンギ
11)決算期:3月末
12)大株主および持株比率:松下東芝映像ディスプレイ株式会社 100%
13)主要取引先:松下、東芝および日本ビクターのグループ会社等
14)主要取引金融機関:パナソニックファイナンシャルセンターマレーシア株式会社
[同社の最近事業年度における業績の動向]
(*添付資料参照)
以上
