キーコーヒー、東北工場と併設する物流センターのリノベーション・改修工事に着手
キーコーヒー東北工場及び物流センターの改修
キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田 裕、資本金:44億6500万円)は、関東工場(千葉県船橋市)中部工場(愛知県春日井市)、九州工場(佐賀県鳥栖市)に続き、東北工場(宮城県仙台市)と併設する物流センターのリノベーション、改修工事に着手いたしましたので、お知らせします。工期は平成19年3月末までの予定で、これにより当社の全工場のリノベーションが完了することになります。
昭和61(1986)年に操業を開始した東北工場は、東日本エリアにおけるレギュラーコーヒー生産拠点として関東工場を補完するとともに、原料用コーヒーの主力工場として稼働してきました。今回のリノベーション、改修工事は当社の他工場と同様に競合他社の追随を許さない当社の技術と品質保証体制の強化を図るのと併せ、包装設備を拡充して、家庭用製品の製造に対応する為、改修を行うものです。また、生豆倉庫と物流センターの増床を行い、生豆保管や製品保管スペース不足の解消と物流機能強化を図ってまいります。工事の概要は以下の通りです。
1.工場・物流センター改修の目的
工場では衛生区分ゾーン強化により衛生管理機能の向上を図るとともに、工場は包装室を拡張して家庭用製品や新製品に柔軟に対応できるようにします。物流センターは従来の2倍に拡張、製品保管能力向上と物流機能の強化を図ります。また、生産効率の向上による人件費の削減、中間業者や外部倉庫への運賃、保管料などのコスト削減を図ります。
2.工事の概容
(1)衛生管理機能強化
工場・物流センター内を明確に4つの衛生区分ゾーンに分け、工場棟内を陽圧化し、外部からの埃や虫などの侵入を防除。粉砕機室・仕込室に空調を完備する。あわせてサニタリールーム、パスボックスを新設し、衛生管理を徹底する。
(2)包装室の拡張と包装機の集約
(3)原料用充填室の設置と物流センターへの自動搬送ライン設置
(4)生豆倉庫増床による生豆保管能力の向上
(5)物流センター増床による製品保管能力の向上
3.工期
平成18年7月~平成19年3月末(予定)
4.総投資額
1,238百万円
<改修後の東北工場/物流センターの概要>
所在地 宮城県仙台市泉区明通3-17
敷地面積 14,088m2 焙煎能力 9,500t/年間
建築面積 6,581m2 (2,844m2増) 粉砕能力 10,080t/年間
延床面積 9,637m2 (2,914m2増)
・1999年9月 ISO14001認証取得。
・2002年12月 ISO9001(2000年度版)認証取得。
以上
