三井住友カード、銀行系カード会社39社と提携し中国人観光客向け決済サービスを全国展開
全国39社の銀行系カード会社との提携により「中国からの観光客向け決済サービス」を全国規模での本格展開スタート!
~ビジット・ジャパン・キャンペーンの民間レベルでの取組み~
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:月原 紘一)では、昨年12月より「中国からの観光客向け決済サービス(銀聯(ぎんれん)カード決済)」を開始し、主に東京・大阪の家電量販店、百貨店、空港免税店等を中心に銀聯カード取扱加盟店の拡大を進めてまいりましたが、7月16日のJTBとの提携による全国約4,500の宿泊施設での銀聯カード取扱開始に続き、銀行系カード会社等で組織するVJA(本部:東京都港区、会長:栗山 道義)(※)加盟のカード会社39社と提携し、本格的な全国規模での展開をスタートいたします。
中国は近年目覚しい経済発展を遂げており、2008年の北京オリンピックを控え更なる成長が期待されています。中国から日本への旅行者は2004年に60万人を突破、2005年7月には中国人の団体観光客に対するビザ(査証)発給が中国全土に拡大され、2~3年後には100万人を超えるものと予想されております。
全国各地においても地方公共団体や観光連盟・観光協会が中心となって地域経済の活性化を目指し、海外からの観光客誘致に積極的に取り組んでおりますが、中国からの観光客が手持ちの現金を心配することなく安心してショッピングができる銀聯カードの加盟店拡大について大変関心が高まっております。
今回提携した各カード会社では、銀聯カードの取扱により加盟店企業に対して多様な決済サービスを提供することが可能となり、新たな加盟店の開拓にも一層の弾みがつくことに加え、各地方公共団体とも連携し、各地域の観光地・商店街・宿泊施設などへの銀聯カード導入を積極的に推進してまいります。
【銀聯カードによる決済サービスの概要】
本サービスは、中国国内で既に約10億枚発行されている銀聯カードが、日本国内の銀聯カード取扱加盟店でご利用いただける決済サービスで、中国からの観光客は、お店で銀聯カードを提示し、暗証番号およびサインをしていただくことで、中国にある銀行口座よりご利用額が引き落としされお支払いが完了します。
(※)VJAグループのメンバー会社は各地方銀行、信用金庫等を母体とするカード会社を中心に50社で構成されており、それぞれの地域に根ざした加盟店基盤を有し、その加盟店数はグループ全体で450万店を超えております。
以 上
参考 (*添付資料参照)
