日本郵船、東京エルエヌジータンカーと長期定期傭船契約で基本協定を締結
東京エルエヌジータンカーと長期定期傭船契約に関する基本協定を締結
(新造LNG船1隻、川崎造船で建造)
当社は本日、東京エルエヌジータンカー株式会社(注1)と新造LNG(液化天然ガス)船1隻の共同保有及び長期定期傭船契約(20年間)に関する基本協定を締結致しました。また、同時に株式会社川崎造船と153,000M3型新造LNG船1隻に関する造船契約の締結を行いました。
この度建造するLNG船は、2009年3月末の竣工後、既存のオーストラリアやマレーシア出しのLNGプロジェクトの他、今後予定されている東京ガス株式会社向け新規LNGプロジェクトに投入される予定です。
尚、当社は東京エルエヌジータンカーと既に2隻のLNG船を共有していますが、2隻とも当社の他、複数社加わっての共有です。本件は、東京エルエヌジータンカーと当社の二社協定であり、当社単独で同社とLNG船を共有するのはこれが初めての事となります。
当社は今後とも日本のガス・電力会社の新規LNG輸送案件に積極的に参入し、安定的且つ経済的なLNG輸送へのさらなる協力、貢献を目指していく所存です。
【協定概要】
建造船 :153,000M3モス型 新造LNG船1隻
共同保有比率 :東京エルエヌジータンカー:70%、日本郵船:30%
造船所 :株式会社川崎造船
傭船期間 :2009年3月末から20年間
船舶管理 :日本郵船株式会社
注1:東京エルエヌジータンカー株式会社
東京ガスの100%出資会社で1991年に東京ガスのLNG輸送を目的に設立された。事業内容は、船舶の保有、船舶貸渡業、LNG及びLPGの海上輸送等で、資本金12億円。現在の保有・管理隻数は4隻(今後の竣工予定船は3隻)。
以上
