伊藤園、「竹柄茶配合パネル」を装着した自動販売機を開発
“竹柄茶配合パネル”を装着した自動販売機を開発
~「茶配合樹脂」を使用しているので抗菌効果があり病院などのインロケーションや景観を考えたアウトロケーションへの設置を検討~
株式会社伊藤園(社長:本庄八郎 本社:東京都渋谷区)は、緑茶の茶殻を原料とした地球環境配慮型の工業製品として、“茶配合パネル”を装着した自動販売機を平成16年より展開していますが、今回、その第2弾として竹柄に加工した“竹柄茶配合パネル”を装着した自動販売機を開発いたしました。
竹柄茶配合パネルは、国内で最も支持されている茶系飲料「お~いお茶」の茶殻を配合した『茶配合樹脂』を原料にしています。『茶配合樹脂』は、カテキンなどの緑茶成分に由来する抗菌性能をもつ素材として、日本油脂株式会社(本社:東京都渋谷区)の油化事業部と共同で平成15年に開発したもので、これまでに茶配合樹脂を活用したものとしては、「茶配合パネルを装着した自動販売機(平成16年)」や「お茶入りベンチ(平成17年)」があります。今回あらたに、三司馬物産株式会社(本社:北海道札幌市)と共同で竹柄模様のパネル(竹柄茶配合パネル)を装着した自動販売機を開発いたしました。竹柄茶配合パネルは、カテキンなどの緑茶成分由来の抗菌性能をもつ素材として、病院や介護施設などのインロケーションに適するものと考えます。また、天然竹材より耐水性があるとともに表面が天然竹のような自然に調和する外観を有するため、竹柄茶配合パネルを装着した自動販売機は、景観不良問題を抱える観光施設などの改善にも期待できます。
(※参考画像あり)
道の駅「但馬のまほろば」(兵庫県朝来市山東町)に設置された竹柄茶配合パネルを装着した自動販売機
※《参考》など詳細は添付資料参照
