ジェイ・ブリッジ、機動建設工業の一部株式を日本特化型ファンドに譲渡
企業活性化支援先保有株式の譲渡に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、活性化支援先企業として保有しておりました機動建設工業株式会社(大証2部 コード:1774)の株式9.8%のうちの一部2.3%を「CLSAキャピタルパートナーズ」(本社:香港、日本オフィス:東京都港区、マネージングディレクター:清塚徳、齋藤正継)が助言する日本特化型ファンドである「CLSAサンライズキャピタル」に譲渡することを決議しましたので、お知らせ致します。
当社は、平成15年2月に経済産業省から出された「早期事業再生ガイドライン」の趣旨に沿って、様々な問題点や、経営上の悩みを単独では解決できない企業に対し、資本・業務提携に加え、専門性の高い人材を送り込むことで、その企業の経営に深く関与する“ハンズオン方式”を用い、“ビジネス・インジェクション(業容拡大)”により、既存事業と新規事業のシナジー効果を図る企業活性化を目指して参りました。
支援先企業の経営資源を最大限に活用し、大規模リストラといった人員削減手段のみに頼らず、関係者全員のインセンティブを高めることで、事業の活性化と企業価値の向上を目指す、活性化支援を手がけております。
当社は、平成17年6月より、機動建設工業株式会社が発行した新株予約権15,500個(15,500,000株相当)を取得し、同社に対する企業活性化支援を推進して参りました。
機動建設工業株式会社における企業活性化支援は、平成17年8月に開催された定時株主総会において、当社からの転籍及び派遣を含む新任取締役5名が就任の後、社内体制の再構築、その後、新たな建設事業の強化を計るため、当社企業活性化支援先である「株式会社タスコシステム」(JASDAQコード:2709)との業務提携、さらに平成18年3月には民間に強い「日本建設株式会社」(大阪府)を連結子会社化し、今後は積極的に民需を取り込んで行く方針を打ち出すなど、企業努力をして参りました。
この度、グローバル展開している「CLSAグループ」の全面的な支援のもと、海外展開を含めた更なる発展を計るため、株式譲渡を決議した次第であります。
当社におきましては、同社株式の一部を譲渡することにより、支援先企業の独立性を高め、新たな企業価値向上を目指す体制を強化することに繋がり、当社が目指す企業活性化 支援モデルのひとつとなります。
なお、機動建設工業株式会社におきましては、引き続き支援を行なって参ります。
業績における影響につきましては、軽微であります。
【 機動建設グループの概要 】
【 CLSAキャピタルパートナーズの概要 】
(※ 関連資料を参照してください。)
以上
