UFJニコス、東京女子医大健保と組み「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」制度を導入
UFJニコス、東京女子医科大学健康保険組合と組む!
医療費支払いに使える「健康保険証カード<ポストペイ方式>」導入!
~ 大学病院健保への導入第一号!組合員限定のゴールドカードも同時発行 ~
UFJニコスは東京女子医科大学健康保険組合(東京・新宿、高野加寿恵理事長)と組み、医療費の支払いを後払いできる「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」制度の導入、及び組合員を対象としたゴールドカード「NICOS PARTNERカード」の発行で合意、10月1日から各々取り扱いを開始します。
「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」は健康保険証を世帯単位の紙様式から家族それぞれが一人一枚持てるカード様式に変更の上、医療費(自己負担分)の支払いにのみ使えるポストペイ機能を付け加え、NICOSカードの子カードとして発行。子カードはNICOSカード会員本人だけでなく家族別々に発行され、保険証と医療費支払いの二つの機能を兼ね備える優れものとなっています。
東京女子医大健保組合は被保険者(本人)約5,400名、被扶養者(家族)約2,300名の計約7,700名で構成され、これまで被保険者に紙様式の健康保険証を交付していました。今回、同健保組合は保険証の配布や発券、切替えに関わるコスト負担が軽減でき、事務手続きの簡素化・効率化につながる「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」制度を高く評価し、当社との提携を決めたものです。
なお、今回の提携では、当社がポストペイを希望しない組合員への通常の保険証カードの発行も請け負うほか、氏名変更発行や紛失再発行など日常の発行業務も受託し、同健保組合に対する保険証発行総合サービスの提供となります。
また、当社は本健康保険証カードの親カードとして、組合員向けに新たにゴールドカード「NICOS PARTNERカード」を発行。通常のゴールドカードサービスに加え、震災など非常時に災害情報の提供や安否確認を行う「ライフメールサービス」が付帯となります。
<「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」の特徴>
1.NICOSマークを券面右上に表示し、ポストペイ機能を認識。
2.会員本人への子カードとしての発行はもちろん、12歳以上のご家族の方であれば発行可能。
3.NICOSカード、UFJカードが使える提携医療機関でのみ使用可。
4.会員本人が他のNICOSカードに切り替える場合、簡単な手続きでそのまま「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」を継続使用が可能。
5.国立病院などに設置されているカード売上端末(CAT、自動精算機)やネットワーク(CAFIS)はそのまま利用可。
6.「健康保険証カード<ポストペイ方式>」について特許出願中。
当社と同健保組合では、初年度1,500名の保険証カードの会員獲得を見込んでいます。
以 上
<ご参考>
「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」について
<被保険者・被扶養者のメリット>
1.組合員本人とご家族個々に発行(本人とご家族が同じ日に別々の病院に行く場合にも便利)。
2.医療機関での診療費支払いにクレジット利用可(加盟医療機関を順次拡大する計画)。
3.旅行先など見知らぬ土地での急病にも安心。
ご高齢の方や中学生以上のお子様も医療費(現金)を持たなくても、安心して病院に行くことが可能。
当社ではすでに同制度を、昨年8月から全国歯科医師国保組合(東京・杉並、金山公彦理事長)に、本年3月から共栄火災健康保険組合(東京・港、吉武孝夫理事長)に導入しています。
なお、本制度開発の背景には、2010年までに「医療のIT化」実現を目指し政府が推進する"e-Japan戦略"があり、2001年に始まった「健康保険証のカード化(クレジットカード同様の大きさで家族個々に保有可)」や、2005年~2010年のテーマである保険証のICカード等による医療機関での「資格審査・電子カルテ・診療報酬の完全オンライン化」の実現など、一連の健保制度改革があります。また、2004年4月から導入された国立病院でのカード決済のスタートも開発に弾みをつけたと言えます。
現在のわが国医療マーケットは約32兆円といわれ、この「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」の対象となる組合は、「健康保険組合」「共済組合」「国保組合」の計2,000組合/組合員約4,500万人(国民の約35%)のボリュームとなります。
当社では、厚生労働省の指針となっている今後の「保険証のIT化」も視野に、この親子カード方式の販促強化により医療分野・職域分野でのマーケットシェアの拡大を目指しており、全国の「健康保険組合」「共済組合」「国保組合」に本方式の導入を積極的に働きかけ、カードの発行目標を5年後100万枚に設定しているものです。
