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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'04.25.Thu
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2007'02.22.Thu

独BMW、水素燃料など新時代のエネルギー源に関する包括的見通しを発表

さらに広がる水素燃料の用途
ミュンヘンのBMW H2Lab、新時代のエネルギー源に関する包括的な見通しを発表 
  

 ミュンヘン発(2006年8月31日発表): ガソリン価格の上昇、CO2排出量の増加、天然資源の不足を受け、それの代わりとなる燃料をきちんと見直さなければなりません。燃料の新時代はずっと手の届くところにありましたが、BMW H2Labの専門家の一致した見解では、水素こそ我々の生活そして環境を大きく変化させる可能性があると確信しています。ミュンヘンで行われたイベントでは専門家たちが、水素がこれからの主要エネルギー源になり得る理由、その方法を異なる観点から提示しました。BMWは革新的なアイデアを提供し、未来の燃料として水素の普及を促進するという役割を担っています。
そして、水素が動かすのは自動車だけではありません。

●水素――合理的なソリューションだけじゃない
 「燃料は無限に使えるものではありません。それゆえ、代替燃料となるものを将来的にも十分に供給できる道筋の舗装から、我々は始めなければなりません」と、BMW Clean Energyプロジェクト・マネジメントのゼネラル・マネージャー、カール=アウグスト・フォン・コスポスは述べています。さらに、BMWのように水素燃料を推進する目Iは、政治的な必要条件を満たすという面で合理的なソリューションとなるだけでなく、運転することの歓びが今後の製品構成にもつながっていくのです。BMWでは、液体水素と水素内燃機関を搭載した複合ドライブシステムに焦点を当てています。

●水素を携帯電話、ノートパソコン、芝刈り機にも 
 カール=ヨッヒェン・ウィンター教授は、水素の使用は、自動車業界だけの著しい変化に留まらないと確信しています。「天然ガスや石油の量には限界があります。だから21世紀には、水素を活用していく必要があります。エネルギー政策とテクノロジー政策は同義語なのです。その核となるのは、水素のような新しいエネルギー源と互換性のあるテクノロジーを開発することです。将来的にはノートパソコン、携帯電話、芝刈り機、さらには飛行機でさえも水素で動くようになるでしょう」と、BMW H2Labにてウィンター教授は述べています。さらに教授は、これまで電力業界で長年水素の使用を提唱してきましたが、エネルギー問題には時間がかかるので開発をやたらと急ぐべきではないと明確に指摘しました。

●緑藻類が生成する水素は環境にも優しい 
 バード・ミュンスターアイフェルにあるセント・ミヒャエル・ジムナジウムのグラマー・スクールに在籍するアン・ボルンカッセルとジェキシア・チェンは、バイオマスに重点を置いています。「緑藻類は尽きることがなく、極めてクリーンな方法で水素を生成します」と、2人は断言しています。幼い研究者はBMW H2Lab内にセンセーションを巻き起こしました。なぜなら2人は水素を生成する緑藻類を栽培しただけでなく、それを使って模型自動車を動かしてみせたのです。現在2人は、若い研究者が競うコンペの準備に追われていますが、そこで2人は驚くべき実験を発表する予定です。生物学の教師ヴェラ・クッパースは、「実験では生きた有機体も電力を発生することができることを明らかにします。それにより、生態学的に互換性のあるエネルギー源の選択肢が広がります」と述べています。これこそが、環境保護の必要性に対する生徒の理解を深めると確信しています。

●水素について学校で取り上げるプロジェクトを実施 
 BMW Groupでは、2002年から教材を製作し、無料で学校に配布しています。プライマリー・スクール向け教材のタイトルは“Energy moves us(エネルギーが私たちを動かす)”、セカンダリー・スクール及びグラマー・スクール向け教材のタイトルは“H2-Mobility of the future(水素―未来のモビリティ)です。さらにBMWは、学校教育レベルでのサステナビリティとして社会の進化に貢献するという責任を負っています。“水素―未来のモビリティ”には、教師用のマニュアル、スライド、マスターコピー、CD-ROM一式が含まれています。発行に際し、BMWは日常の学校生活で代替エネルギーについて質問攻めにあっている先生の要望に応じました。大人気を博したドイツ語版をベースに、国際的な教育施設の高学年向けに英語版および中国語版が製作されました。 

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