日亜鋼業と住友電工、鋼線事業統合で基本合意
鋼線事業統合に向けた基本合意について
日亜鋼業株式会社(社長:竹内 俊一、以下「日亜鋼業」)と住友電気工業株式会社(社長:松本 正義、以下「住友電工」)は、日亜鋼業の子会社である興国鋼線索株式会社(以下、興国鋼線索)と、住友電工の子会社である関東鋼線株式会社(以下、関東鋼線)及び株式会社メタックス(以下、メタックス)の3社の事業統合について、最終合意に向けた協議を行うことを基本合意いたしました。今後は、「統合準備委員会」を設置し、事業統合の細目について、検討、協議のうえ決定いたします。
記
1.事業統合の趣旨
興国鋼線索、関東鋼線、メタックスの3社が扱う鋼線事業を取り巻く環境は、ユーザーの海外シフトによる国内マーケットの縮小、海外メーカーによる輸入品の増加などにより、ますます厳しさを増すものと予想されます。
このような中、将来の事業展開を見据え、事業統合による生産拠点や生産品目の集約、販売力の強化、営業・管理部門の統合等のシナジー効果発揮による体質強化策を今後検討してまいります。
また、各社が保有する技術力・開発力を活かし、世界トップレベルの競争力を目指し、電力・通信・自動車・その他産業用等多岐にわたる分野において、お客様に更に満足頂ける体制作りを検討してまいります。
2.基本合意の主な内容
統合スキーム:
興国鋼線索、関東鋼線、メタックスの3社合併を予定しています。なお、合併会社の社名、資本金等の詳細は未定です。出資比率については、日亜鋼業がマジョリティを保有する前提としながら今後、協議のうえ決定いたします。
統合予定期日:
2007年4月
以上
【 会社概要 】
(※ 関連資料を参照してください。)