忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.28.Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'03.13.Tue

三菱重工、民間旅客機用エンジン部品増産の新工場建設に約50億円投資

民間旅客機用エンジン部品の増産体制整備
専用新工場を建設


 三菱重工業は、名古屋誘導推進システム製作所(愛知県小牧市)において民間航空機用エンジン部品の増産体制を整備する。需要が好調なPW4000、V2500用部品の増産、および開発中の新型エンジンTRENT1000用部品の生産開始に向け、約50億円を投資してエンジン部品専用の工場を新たに建設する。新工場は2007年9月竣工の予定で、2008年1月からの操業を目指す。

 今回の増産体制の整備は、当初想定以上の需要増に対応するもの。ボーイング社やエアバス社の主要旅客機に搭載されているPW4000やV2500は、2004年度以降の航空需要の回復を受けて生産量が急増、また、英国ロールス・ロイス社との初の協業であるボーイング社次期主力旅客機787向け TRENT1000は、787の好調な受注を背景に大幅な増産要求が寄せられており、体制整備後は月産約8台の生産を目指している。
 新工場はこれらに応えるべく、民間機用エンジン部品専用工場として、延床面積約11,000m2の2階建てで既存の工場に隣接して建設される。

 PW4000とV2500はともに国際共同開発のエンジンで、PW4000は、米国のプラット・アンド・ホイットニー社を中心に、日本やドイツなどのメーカーが参画した推力25~45トン級の大型民間航空機用エンジン。当社はコンプレッサーやタービンの部品、燃焼器などの重要部品の製造を担当している。一方のV2500は、日本、米国、英国、ドイツの4ヵ国6メーカーが参画している推力11~14トン級エンジンで、当社は低圧コンプレッサーや高圧タービンのケーシングなどの製作を手掛けている。
 また、現在開発中の新規機種であるTRENT1000は、ボーイング787に搭載するエンジンの一つで、推力は24~32トン級。当社はその中核部分である燃焼器および低圧タービンブレードの開発・製作を担当している。

 当社は、今回の体制整備により、需要増に対応しつつ、品質と納期の両面で顧客のニーズに的確に応えていく。


以  上

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[11815] [11814] [11813] [11812] [11811] [11810] [11809] [11808] [11807] [11806] [11805
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]