ゼンテック、転送速度100MB/secの高速・大容量のSSD 16GB/32GBを発売
転送速度100MB/secの高速・大容量のSSD 16GB/32GBを発売開始
-瞬間起動が可能な高速SSDとして新分野を開く画期的な新製品-
株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷省三、以下、「ゼンテック」)は、SDカードを使った高速、大容量のSSD(ソリッドステートドライブ)であるSD-MemoryDrive8/16(以下、SDMD8/16)を発売しました。
SDMD8は8枚、SDMD16は16枚の最大2GBのSDカードを使用することができ、SDMD8は16GB、SDMD16は32GBの大容量SSDとして使用できます。
稼動部分の無いソリッドステートメモリのため静寂で長寿命です。また、SDの書込み公称寿命の1万回を超えてもSDカードはそれぞれ交換ができ、新品再生することが可能です。また、転送速度100MB/secを実現し、WindowsXPが約5秒で起動することを確認しています。
SDMD8/16には当社が開発済みのATA-SD変換のオリジナルチップCG200(特許申請中)を採用しています。今回、制御回路の簡素化とディスクを直列接続したRaidシステムの新しい技術(特許申請中)を加え、さらなる高速化と大容量化を達成しました。
SDMD8/16は、長寿命の要求されるサーバ市場に対応するため、5インチデバイスベイへの取り付けが可能です。
今後は瞬時起動が要求される、パーソナルコンピュータ市場、DVDレコーダ、ビデオカメラなどにもその用途が広がると予想され、同社ではさらに小型化、高容量化に向けて開発を推進中、4GBのSDHCに対応する3.5インチ、2.5インチHDD対応の次期製品も開発中で、ゼンテックが目指すデジタルTVおよび関連機器におけるトータル・ソリューションの一環として提供してまいります。
今回のSDMD8/16は、幕張で開催されるCEATEC JAPAN 2006(10月3日~7日)の当社ブース(ブース番号:2A-73)において展示致します。
(*添付資料参照)
【SDMD8の外観】
[用語解説]
・SSD:ソリッドステートドライブの略で半導体ディスク装置の総称。フラッシュメモリの価格が安くなると共に、衝撃性、瞬時起動などが要求される用途に近い将来幅広くHDDに替わり使われると予想されている。
・ATA:AT Attachmentの略で、パソコンとハードディスクを接続する標準のIDE インターフェースを、ANSI(米国規格協会)が標準化した規格の名称。
株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパンについて
1997年に創業者である社長大谷省三により、世界のソフトウェア技術の頂点にある米国シリコンバレーに設立されたゼンテック・テクノロジー・インク(現在は連結子会社)を母体とし、2000年2月に本邦に設立されました。
既にデジタルTVおよびSTB向け世界各国の標準規格「MediaStack(TM) シリーズ」や、Java搭載携帯電話向けの統合開発環境「JADE(TM) シリーズ」、携帯電話などの組込み機器上で動くJava ベースのウェブブラウザ、デジタル家電向けビジュアル・オーサリングツールの「Zentek MediaMaster(TM)」などを提供しており、デジタル情報家電分野での高度な専門知識を活用し、最先端ソフトウェアの開発・サポート・ライセンス、およびデジタル家電・携帯電話事業に必要不可欠なQA(Quality Assurance:品質保証)事業などの画期的な情報家電技術ソリューションを包括的に、日・米・シンガポールの拠点より世界に向けて提供し、ユビキタス社会の実現に貢献する事を使命としています。
さらに詳しい情報につきましては、http://www.zentek.co.jp/をご参照ください。
※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。