マイクロソフトとゼンド・ジャパン、Windows Server上のPHPサポートで協業強化
ゼンド・ジャパンとマイクロソフト、Windows Server(R)上のPHPサポートで協業関係強化
~Windowsプラットフォーム上の選択肢を開発者に提供~
ゼンド・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:鈴木義幸)と、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区 代表執行役社長:ダレン ヒューストン)は、Web制作会社など開発者向けに安定かつパフォーマンスの高い選択肢を提供することを目的に、Windows Server(R)上でのPHPサポートに対する協業関係を強化し、今後各種活動を展開します。
今回の協業により、PHPユーザーは、WebサーバープラットフォームとしてLinux/Apacheだけでなく、高い生産性を実現する統合開発環境が整備され、Webサーバーとしての高いパフォーマンスを享受できるWindows Serverを選択できるようになります。また、Windowsユーザーは、Webサイトの開発で広く使われているPHPを開発言語として選択することが可能となります。両社は今後共同で、技術情報の提供や普及啓発を目的とした開発者向けのセミナーを実施していきます。
また、本協業では、次期Windows Server製品「Longhorn Server(開発コード名)」上でのPHPパフォーマンスの維持・向上も行っていく予定です。
PHPは、特にWebサイトの開発において広く使われているオープンソースの開発言語です。PHPは、同様にオペレーティングシステムであるLinux、WebサーバーのApache、データベースのMySQLとあわせ、LAMP(Linux/Apache/MySQL/PHP)と呼ばれるオープンソースソフトウェア群の一部として知られています。
本協業強化は、米国において2006年10月に発表されたZend Technologiesとマイクロソフト コーポレーションのWindows Server上でのPHPサポートに関する技術提携に基づくものです。本提携により、Zend Technologiesは、Windows Serverに標準で搭載されているWebサーバー「IIS(Internet Information Service)」上でのPHP動作の信頼性・パフォーマンスを向上させるモジュール”FastCGI”を搭載したPHPの高速化エンジン「Zend Core 2.0」を2007年3月にリリースしています。2007年4月には、PHPサーバーを強化拡張するソリューション「Zend Platform 3.0 日本語版」のWindows版をリリースする予定です。
今後予定されている活動は以下のとおりです。
●Windows Server 2003/IIS上のPHPサポートに関するWeb開発者向け共同セミナー(5月18日)
●Linux World Conference & Expo/Tokyo 2007(2007年5月30日~6月1日)における共同ブース出展
●IIS上でのPHP動作などに関する開発者向け情報のWebサイト構築
●PHPサーバー製品・Zend Platform 3.0とLonghorn Server/IIS7の共同マーケティングプロモーション活動
*Microsoft、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。