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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'02.27.Thu
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2007'03.30.Fri

米IDT、20メガビットの高密度サーチ・アクセラレータを発表

IDT、1秒当たり10億回という業界最高の検索性能を誇る20メガビットの
高密度サーチ・アクセラレータを発表

高性能デバイスによって高度なネットワーク・サービスを実現し、
システム当たりの応ユーザー数を拡大


 大手半導体ソリューションサプライヤのIDT(TM)(Integrated Device Technology,Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、Nasdaq:IDTI、以下 IDT)は本日、20メガビットの高密度サーチ・アクセラレータを発表した。これは、エンタープライズ向けやメトロクラス、キャリアクラスのスイッチやルータで大規模なテーブルをサポートし、消費電力を抑えつつコスト効果を発揮する高性能パケット・ヘッダ処理ソリューションである。この20メガビットのデバイスが実現する1秒当たり10億回という高速な検索性能によって、IPv4とIPv6の両トラフィックの帯域幅を確保しつつ、音声・映像・データ・モバイルのクワッドプレイ対応ネットワーク・アプリケーション、セキュリティとアクセス制御の向上、より広範なアドレス空間への対応といったネットワーク上の複雑な課題を解決することができる。

 IDTの新しい20メガビット製品は低容量デバイスとの間にピンとソフトウェアの両方で互換性を持つため、同社の5メガビット/10メガビットのサーチ・アクセラレータを実装済みの機器プロバイダは、この新製品を容易に導入することができ、ハードウェアとソフトウェアに対する投資を維持することができる。ネットワーク・プロセッサとイーサネット・スイッチのベンダ各社は、IDT独自のインタフェースを採用することでシームレスな相互接続性を確保しており、このような多様なエコシステム内で今回の新製品が高く支持されている。また、既に販売されている低容量デバイスと同様、今回の20メガビットのサーチ・アクセラレータには高度な統合されたソフトウェア・パッケージと評価システムが付属しており、これによって容易なプログラミングと、開発初期段階からのテストが可能である。この結果、実装コストの削減や市場投入期間の短縮が実現され、エンドユーザのソフトウェアに対する投資が軽減される。

 IDTのIPコプロセッサ事業部バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャであるデレク・ディッカー(Derek Dicker)は、「業界最高性能の検索ソリューション製品ファミリの成功を基盤に、当社ポートフォリオの最新製品を発表でき、嬉しく思います。多くの大手機器プロバイダは、最大40Gbpsまたそれ以上の高ライン・レートで様々な次世代サービスを実現する必要性から、テーブル規模の要件が急速に拡大していると当社に伝えています。私たちが本日発表する20メガビットのサーチ・アクセラレータ製品は、こうした具体的な要求にお応えするために開発されたものです。これによってお客様には、高密度、最高速の検索性能、低消費電力、製品ファミリ間でのピン互換性とソフトウェア互換性を提供することができます」と述べている。

 システムレベルの可用性とアップタイムについて、大手サービス・プロバイダの求める厳格な要件に対応するため、新しい製品は強固なエラー・コレクション・コード(ECC)機能を実装している。低容量ファミリと同様、ECCを使用することで、データ保全性を向上させながら、市場でも有数の信頼性を誇る検索ソリューションを提供する。さらに、顧客の放熱要件を満たすため、20メガビット・デバイスは、ダイナミックなデータベース管理やインタラクティブなエントリ検索といった高度な省電力機能も提供する。こうした各技術が連携することで、テーブル・ルックアップ中に検索されるエントリの数を削減し、消費電力を最大75%削減することができる。


【 IDTのサーチ・アクセラレータ 】
 IDTのサーチ・アクセラレータは業界最高の性能とワイヤースピードのサービス能力でパケット・ヘッダの処理を支援する。次世代のネットワーキング装置の高速化、高性能化、効率化を推進すべく、TSMC社90nmプロセス技術で製造されたIDTのサーチ・アクセラレータは、複雑なIPv6ポリシーのルックアップを40Gbps以上の速度で実行できる。また、データの保全性とシステムの稼働時間を向上させるエラー・コレクション・コード(ECC)を内蔵することによって、コア、メトロ、アクセス・ネットワークにおけるパケット・ヘッダ分類・転送処理の高速化を実現している。


< IDT社の概要 > URL: http://www.idt.com/
 IDTは、重要な半導体ソリューションの開発提供における世界的なリーディング・カンパニーであり、お客様の技術革新スピードの加速を支援します。通信、コンピューティング、民生といったアプリケーション分野では、性能に対する要求が絶えず進化していますが、IDTのソリューションにより、激しい変化をともなうお客様のシステム設計上の複雑な課題の解決をお手伝いいたします。

 システム分野のノウハウと幅広い技術を強みに、IDTはタイミング製品やネットワーク・サーチ・エンジン、フロー・コントロール・マネジメントIC、および標準規格対応のシリアル・スイッチ製品など、必要不可欠なソリューションを提供しています。カリフォルニア州サンノゼに本社を置くIDTは、設計、製造、および販売の拠点を世界中に持っています。IDTの株式は、NASDAQ株式市場(R)において"IDTI"の銘柄で取引されています。IDTに関する更に詳しい情報については、 www.IDT.com をご覧ください。


<日本IDT株式会社 について> URL http://www.idt.co.jp/
 日本IDT株式会社(所在地: 東京都千代田区三番町8番1三番町東急ビル7F、資本金:1億円)は、米国IDT社が100%出資し1987年に設立されました。日本IDT株式会社は、お客様のイノベーションの加速に不可欠な半導体ソリューションの設計、開発、提供におけるワールドリーダーであるIDTの日本法人です。通信、コンピューティング、デジタル家電分野において、技術発展のために複雑化するシステム設計の問題解決を支援します。システムレベルの技術知識と、広範囲にわたるさまざまな技術を統合することで、IDTは、タイミング製品、ネットワーク・サーチ・エンジン、フロー・コントロール・マネジメントIC、また業界標準規格に準拠したシリアル・スイッチ製品を含め、必要不可欠な製品を提供していきます。


●お問い合わせ先
 日本IDT株式会社 電話:03-3221-9823

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