<ポータブルオーディオプレーヤーに関する調査>
~デジタルオーディオプレーヤーの利用は25%~
利用機器・音楽ファイル管理ソフトともに「iPod」ブランドがトップ
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『ポータブルオーディオプレーヤー』に関する調査を実施し、2006年5月1日~5日に14,913件の回答を集めました。尚、本調査は前回調査(2005/5)に続き、3回目となります。本調査結果について発表いたします。
調査結果
【まとめ】
ポータブルオーディオプレーヤーは、iPodに代表されるデジタルオーディオプレーヤーの隆盛とともに、機種、スペックなどが充実し利用者のニーズに合わせて、いろいろなタイプが選べるようになりました。また、デジタルオーディオプレーヤーでは、音楽を持ち運ぶという付加価値だけでなくハード面での軽量化や操作性の追求のほか、楽曲を取り込むためのツールや管理用ソフトウェアの機能が重視され、その利用も堅調に伸びています。本調査では、ポータブルオーディオプレーヤーの中でも、主にデジタルオーディオプレーヤーの利用について聞きました。
ポータブルオーディオプレーヤーの利用をたずねたところ、「利用していない」は47.3%となり、利用率は5割となっています。前回調査(2005/5)に比べ利用者は微増傾向です。利用機器の内訳では「デジタルオーディオプレーヤー」(メモリー型+HDD型)が24.9%となり、前回調査14.6%から10%程度の伸びを示しました。「音楽ダウンロードが可能な携帯電話」も6.4%みられました。デジタルオーディオプレーヤーの利用が堅調な伸びを示す一方で、「ポータブルMDプレーヤー」、「ポータブルCDプレーヤー」は前回調査より減少傾向となっています。
利用しているデジタルオーディオプレーヤーのメーカー・ブランドは、「iPod」が43.5%で他を引き離してトップとなっています。以下「Sony(含ネットワークウォークマン)」(13.7%)、「Iriver」(8.2%)などが続きます。デジタルオーディオプレーヤーを購入する際の重視点では、「価格」が66.6%で最も多く、以下「音質」(39.1%)、「デザイン」(35.1%)が続きます。
ダウンロードした音楽ファイルをパソコン上で管理する場合、どのような方法で管理するかたずねたとところ、「音楽ファイル用の管理ソフト使用」が22.5%、「独自の方法で管理」が16.5%となっています。最もよく利用する管理ソフトは、「iTunes」(46.9%)、「Windows Media Player」(23.0%)、「Sonic Stage」(13.7%)がトップ3となっています。また、利用している管理ソフトの満足度をたずねたところ、満足している人(「とても満足」+「やや満足」)は63.6%となり、利用ソフト別にみると「iTunes」の満足度が最も高く74.0%にのぼりました。ソフト・ハードともに「iPod」ブランドの支持が高いことがわかりました。
【ポイント】
◆ポータブルオーディオプレイヤー利用率は5割。最利用機器は「デジタルオーディオプレーヤー」(メモリー型+HDD型)で24.9%
◆デジタルオーディオプレイヤーの利用ブランドは「iPod」が4割。購入重視点は「価格」「音質」「デザイン」など
◆楽曲管理ソフトの利用率は2割。利用ソフトは「iTunes」がトップ
※調査概要など詳細は添付資料参照
