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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'12.09.Tue
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2006'12.06.Wed

位置検知システムと施工情報管理システムとの連携による「施工情報管理ソリューション」を開発

土木工事車両の位置情報を把握し、施工業務管理に活用
 

 株式会社日立製作所(執行役社長:古川一夫/以下、日立)と株式会社キック(代表取締役社長:西垣重臣/以下、キック)は、このたび、日立の位置検知システム「日立AirLocation(TM))」(*1)と、キックの施工情報管理システム「c2mProfessional」との連携による「位置情報活用施工情報管理ソリューション」を開発し、渡辺建設株式会社(代表取締役社長:渡辺眞幸/以下、渡辺建設)に納入しました。
 本ソリューションは、掘削した土砂を積載するトラックにICタグを取りつけ、作業現場に設置した基地局でその位置情報をリアルタイムに収集し、施工情報管理システムで車両の入退出状況、作業時間等を把握するものです。

 造成工事においては、施工管理やコスト管理を行うため、土砂を運搬する車両数を正確に把握することが求められています。しかし、工事の進捗に伴い、状況は日々変化すること、工事期間も制約されていることなどから、土砂の運搬に使用された車両数、車両の位置を正確に把握することは非常に難しい状況です。

 こうしたニーズに対応して、日立とキックでは、土砂運搬車両の場内入退出回数に着目し、本ソリューションを開発しました。検出した位置情報にもとづいて運搬車両の場内入退出回数を計算し、これを全車両について集計することで、土砂運搬の進捗状況を把握することが可能になりました。また、土砂廃棄場所にも基地局を設置することで、土砂運搬にかかる時間を車両ごとに把握することが可能です。
 本ソリューションは、渡辺建設施工の「国土交通省発注上阿久津改良舗装工事」での情報化施工実証実験に適用されています。日立とキックでは、今回の実証実験にあたり、国土交通省が策定している「国土交ハ省CALS/EC(*2)アクションプログラム2005」にのっとり、施工業務における「情報共有・連携」、「業務プロセスの改善」を目的として、本ソリューションの開発を行いました。
 
*1 無線LANインフラを活用し比較的簡単、安価な構成で標準(IEEE802.11)準拠の無線LAN端末を平均1~3mの高精度で位置検知できるシステム。 
*2 Continuous Acquisition and Life-cycle Support / Electronic Commerceの略。公共事業支援統合情報システム。組織間、事業段階間で公共事業に関する情報の交換、共有、連携を図り、コスト縮減、品質確保、事業執行の効率化を目指す取り組み。 
 
 
■ソリューション概要図 
(※ 関連資料を参照してください。)
 
 
以上

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