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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'12.08.Mon
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2007'03.12.Mon

インテックとサン、次世代EDIソリューション分野で協業

インテックとサン、次世代EDIソリューション分野で協業

- サン製品をインターネットEDIソフトウェア「B-ixServ」用プラットフォームに採用し、次世代の電子商取引市場を共同で開拓 -


 株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:宮地秀明、以下インテック)とサン・マイクロシステムズ株式会社(本社: 東京都世田谷区、代表取締役社長:末次朝彦、以下サン)は、今後流通業界における電子商取引分野に普及が見込まれる、インターネットを活用した次世代EDI(※)システム・ソリューション分野で協業し、共同で市場開拓を推進して行くことを本日発表します。具体的には、次世代EDIのためのミドルウェアを日本独自に共同で企画開発し、インテックのEDIソフトウェアおよびサンのハードウェア製品と組み合わせたソリューションを本日より提供します。

※ EDI(Electronic Data Interchange):電子データ交換

 流通業界における従来のEDIは、20年程前の古いアーキテクチャにより構築されたシステムが数多く稼働しており、そのパフォーマンスや保守コストが大きな問題とされています。また、これまではEDIシステムの導入が高価であったため、未だに電話やファックスによる非効率的な取引を行っている企業も多いのが現状です。これを解決するために、安価で高速なインターネットを利用する次世代EDIが開発・策定され、今後その普及が期待されています。

 インテックとサンはこうした市場背景をふまえ、インターネットとXML技術を利用した次世代EDIの導入をしやすくするためのソリューションを提供します。具体的には、次世代EDIで標準として利用される通信手順「EDIINT AS2(注1)」および「ebXML-MS(注2)」に対応したミドルウェア(以下、EDI基盤)を、先進的な機能とパフォーマンスを誇るサンのオペレーティングシステム「Solaris(TM) 10」上で稼働するよう日本独自に共同で企画開発しました。これによりSolaris 10で動作するものとしては日本で先駆けとなる本格的な次世代EDIソリューションが提供できます。従来のEDIと比較して、次世代EDIはより高機能で安価であり、インテックとサンは国内流通業界における次世代EDIの早期普及と市場の拡大を推進していきます。

 インテックの「B-ixServ(ビックスサーブ)」は、上記の次世代EDI標準を実装したインターネットEDIソフトウェアです。「B-ixServ」は、暗号化技術や電子署名などを使用してインターネット上で安全な情報交換を実現します。また、インテックはお客さまがインターネットEDIを始める為に必要な認証基盤の提供を重要と考えており、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス/ピーケーアイプラス)(注3)」を提供しています。「EINS/PKI+パブリック証明書発行サービス」は、業界最高水準の「WebTrust for CA(注4)」規準に適合しています。同レベルの施設・設備で運営されているプライベート認証局と共に、ミッションクリティカルなEDIシステム構築に活用が可能です。
 インテックは80年代からのVAN事業実績という経験を生かし、ソリューションの販売のみならず、導入のためのコンサルティング・設置・保守、アウトソーシングサービスを提供するなど、次世代EDI実現のためのトータルサービスも提供していきます。

 サンは90年代からのインターネットの普及以来、インターネット・サーバの業界標準として高い実績をあげて市場をリードし、WEBなどネット上の コンテンツの配信や流通においても主導的立場を確立してきました。現在、OSではSolarisに加えてLinuxやWindowsにも対応、また自社製の高性能プロセッサUltraSPARC(R)に加えて、X64アーキテクチャのAMD Opteronプロセッサも採用するなど、お客さまによって異なるさまざまな環境とニーズに対応し、積極的にオープン化戦略を進めています。本協業において、サンは「EDI基盤」の企画開発を共同で行うほか、プラットフォームとしての高機能で低価格なサーバをはじめとした製品群を提供し、お客さまのさらなる多様化と拡大を図ります。

 両社は本協業により共同で次世代の電子商取引市場の開拓を行い、3ヵ年で500社からの受注獲得を目指します。

以 上


(注1) EDIINT AS2 :
 Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability Statement 2。
 IETF(インターネット技術の標準化組織)で標準化されたインターネット EDI標準。RFC4130として公開されている。

(注2) ebXML-MS :
 ebXMLにおけるメッセージサービス仕様のこと。通信方法を規定している。
 ebXMLは、企業間電子商取引を実現するための通信方法、取引情報の記述等を定めた標準および団体。UN/CEFACTとOASISが推進している。

(注3) EINS/PKI+ 公式ホームページ : http://www.einspki.jp/

(注4) WebTrust for CA :
 WebTrust for CAとは、米国公認会計士協会(AICPA)およびカナダ勅許会計士協会(CICA)が定めた認証局についての業界最高水準の規準です。
 現在、欧米を中心に世界15カ国以上の会計士協会で採択され、認証局が実施するプロセスの国際的な統一基準となっています。システムの信頼性、安全性などに関する内部統制に加え、ビジネス方針の適切な開示と準拠を規準として定めており、マイクロソフト社のInternet Explorerに「信頼されたルート証明機関」として登録されるためには、「WebTrust for CA」に基く検証を完了する事が条件の一つとなっています。


●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Solarisは、米国Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
●すべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
 SPARC商標が付いた製品は米国Sun Microsystems, Inc.が開発したアーキテチャに基づくものです。
●AMD、Opteron、AMDロゴ、AMD Opteronロゴ、ならびにその組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。
●その他の商標については商標の所有者に所有権が属しています。


■ 本発表にお寄せいただいたご賛同のコメント:

ウルシステムズ株式会社
取締役 神林 飛志

 現在、流通業界のITはJCA手順からXML-EDIへと大きく舵を切ろうとしています。

 そのような中で、インテックとサン・マイクロシステムズが両者協調のもとユーザーが利用しやすいプラットフォームを提供するという試みは、きわめて高い評価を得るものと確信しております。弊社のようなソリューションベンダーのみならず、ユーザー企業様においても、多大なメリットを享受することが可能となり、業界にとっても大きな前進だと喜ぶと同時に、このプラットフォームを通じて、弊社は今後、様々なサービスを提供していく考えです。


■ 本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先:
 株式会社インテック
  ネットワーク&アウトソーシング事業本部
  B2B-ix事業部
  TEL : 03-5665-5113
  E-mail : net_info@intec.co.jp

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