日本産業機械工業会、8月の産業機械受注状況を発表
平成18年8月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は、6,172億1,500万円、前年同月比171.1%となった。
内需は、2,462億6,300万円、前年同月比96.6%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比104.7%、非製造業向けは同102.8%、官公需向けは同77.5%、代理店向けは同97.3%であった。
増加した機種は、圧縮機(102.5%)、変速機(112.8%)、金属加工機械(100.8%)、その他機械(127.0%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(98.0%)、鉱山機械(62.4%)、化学機械(冷凍含)(91.4%)、タンク(77.9%)、プラスチック加工機械(73.7%)、ポンプ(72.9%)、送風機(68.0%)、運搬機械(92.8%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、3,709億5,200万円、前年同月比350.4%となった。
プラントは、4件、2,098億8,700万円であった。(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず。)
増加した機種は、ボイラ・原動機(553.2%)、化学機械(冷凍含)(668.5%)、タンク(157.2%)、ポンプ(115.2%)、圧縮機(153.7%)、運搬機械(106.2%)、変速機(112.9%)、その他機械(158.1%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(11.2%)、プラスチック加工機械(71.5%)、送風機(56.2%)、金属加工機械(35.3%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
(1)ボイラ・原動機
化学、電力、外需の増加により前年同月比230.7%となった。
(2)鉱山機械
鉱業、建設、外需の減少により同37.7%となった。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
化学、外需の増加により同241.6%となった。
(4)タンク
外需の増加により同147.1%となった。
(5)プラスチック加工機械
その他製造業、外需の減少により同72.4%となった。
(6)ポンプ
官公需の減少により同79.1%となった。
(7)圧縮機
外需の増加により同130.3%となった。
(8)送風機
鉄鋼、自動車、官公需、外需の減少により同64.8%となった。
(9)運搬機械
化学、建設、運輸、不動産の減少により同95.9%となった。
(10)変速機
窯業土石、その他製造業、外需の増加により同112.8%となった。
(11)金属加工機械
外需の減少により同74.6%となった。
