リニアテクノロジー、最大80Vの入力電圧が可能なマイクロパワーLDOを販売
リニアテクノロジー、新製品「LT3012/LT3013」を販売開始
最大80Vの入力に耐える250mAマイクロパワーLDO
2006年10月11日 - リニアテクノロジーは、最大80Vの入力電圧が可能なマイクロパワーLDOの新製品「LT3012」および「LT3013」を販売開始しました。
LT3012EDEは高さの低い12ピン3mm×4mm×0.75mm DFNパッケージ、LT3012EFEは熱特性が改善された16ピンTSSOPパッケージで供給されます。
1,000個時の参考単価はLT3012EDEが238円(税込み)、LT3012EFEが255円(同)。LT3013EDEは高さの低い12ピン3mm×4mm×0.75mm DFNパッケージ、LT3013EFEは熱特性が改善された16ピンTSSOPパッケージで供給され、1,000個時の参考単価はLT3013EDEが261円(同)、LT3013EFEが278円(同)で、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。
LT3012およびLT3013はわずか400mVの低い損失電圧で最大250mAの負荷電流を供給します。出力電圧を1.24V~60Vの広範囲で調整できるので、車載、48Vテレコム・バックアップ電源、産業用制御アプリケーションに最適です。
また、40μA(動作時)と1μA(シャットダウン時)の超低消費電流により、動作時間の延長を必要とするバッテリ駆動のメモリ「キープアライブ」システムに最適です。LT3013のパワーグッド・フラグ機能はプログラム可能で、出力の安定化を知らせます。
大きい入出力電位差を必要とする高電圧アプリケーション向けに、LT3012およびLT3013は非常に小型で熱効率の高いソリューションを提供します。
熱特性が改善されたDFNおよびTSSOPパッケージは、より大きい従来のパッケージと同等の熱抵抗を実現します。
LT3012およびLT3013は非常に小型で低コストのセラミック出力コンデンサで動作します。従来のレギュレータ・デバイスが同等の出力電流と高電圧を供給するためには10μF~100μF以上の出力容量が必要ですが、LT3012およびLT3013はわずか3.3μFの出力コンデンサで安定します。他の多くのレギュレータが一般に必要とする直列抵抗なしで、このような小型の外付けコンデンサを使用できます。また、バッテリ逆接続保護、電流制限、熱制限、逆電流保護などの保護回路を搭載しています。
●LT3012およびLT3013の特長:
・広い入力電圧範囲:4V~80V
・消費電流:40μA(標準)
・シャットダウン時の消費電流:<1μA
・低損失電圧:400mV(標準)
・出力電流:250mA
・可変出力電圧:1.24V~60V
・プログラム可能なパワーグッド・フラグ(LT3013のみ)
・保護ダイオードが不要
・アルミ電解、タンタルまたはセラミック・コンデンサで安定動作
・バッテリ逆接続保護
・出力からの逆電流なし
・12ピン (3mm×4mm×0.75mm) DFN パッケージ
・熱特性が改善された16ピンTSSOPパッケージ
以上
お問合せ先:
リニアテクノロジー(株)
TEL 03-5226-7291(代表)
www.linear-tech.co.jp