古河電工、山間部・橋梁添架部などでの流体輸送用「凍結防止管(アクアレックス-F)」を発売
流体輸送用「凍結防止管(アクアレックス-F)」を新発売
古河電気工業は寒冷地や山間部・橋梁添架部及び工場等での流体輸送用架空配管に使用される「凍結防止管アクアレックス-F(型名:AQX-F)」を開発し販売を開始しました。凍結防止効果は従来のポリエチレン管の約6倍、また鋼管との比較においては20倍以上を有しており、さらに外管・断熱層・内管すべてにポリエチレン材を使用しているため軽量で環境にも優しいパイプです。8月には国土交通省北陸地方整備局国営越後丘陵公園事務所発注の「野生ゾーン連絡路新設その4工事」に初納入いたしました。
■開発の背景
販売中の長尺流体送水管、アクアレックス-L(鋼帯補強ポリエチレン管)に加え、新たなラインナップとして、優れた凍結防止機能を備え、寒冷地の橋梁添架部や工場架空配管に適したアクアレックス-Fを開発しました。
■製品の特長・スペック
・製品の種類には最高許容圧力0.8MPa(注1)用の「FN」と最高許容圧力1.1MPa(注1)用の「FL」の2種類があります。
・金属管を使用していないため軽量です。
・断熱層はポリエチレン発泡体を用いており凍結防止効果があります。
・標準長は40m~50mと長尺なため接続箇所が少なく、接続の手間が省け、布設工事に要する人件費削工期短縮化が図れます。
・可とう性及び耐圧性を有し、地盤沈下などに対しても優れた特性を発揮します。
(注1):圧力単位 1kgf/cm2=0.098MPa
(※ 添付資料あり。)