理経、米ジラス社のWi-Fiアレイシステム「XS-3500、XS-3700」を販売開始
理経、ジラス社Wi-Fiアレイシステム「XS-3500、XS-3700」の販売開始
WLANスイッチ機能と集積アクセスポイントを1台の筐体で実現
大会議室やイベントホール、工場施設内など広域エリアでの無線アクセス構築に最適
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 青柳 勝栄)はこのたびジラス社(Xirrus,Inc.本社:米国・カリフォルニア、CEO:Dirk I.Gates)と代理店契約を締結し、Wi-Fiアレイシステム「XS-3500、XS-3700」の販売を開始しました。
これまでのWLAN(ワイヤレスLAN)システムは、多数のアクセスポイント装置とWLANスイッチ、アプライアンス、センサーやソフトウェアなど複数の装置が必要で高価でした。また、隣接干渉問題、トリプルプレイアプリケーションでのQoS問題やWLANに対するセキュリティの懸念などから通信インフラとしては敬遠されていました。特に広範囲のエリアで使用する場合は、複数のアクセスポイントの配置方法などシステム構築にコストと手間が掛かりました。
今回発表のジラス社製Wi-Fiアレイシステムは、カバーエリアを拡大した4,8個のアクセスポイントを1台の筐体に収容することで、費用を低廉に抑えるとともにシステム構築コストを削減しました。また、アレイコントロール機能によりカバーエリア内で効率のよい電波の利用が可能ですし、音声、動画、データのトリプルプレイアプリケーションでのQoSも提供しています。
さらに、WLANスイッチが搭載されており、デュアルGbE(ギガビットイーサー)とRFコントロールを実行可能です。RFコントロールを実行することで隣接干渉問題を解決でき、カバーエリア内のRFプランニングツールも用意されています。
【Wi-Fiアレイシステム「XS-3500、XS-3700」の特長】
1.WLANスイッチ/コントローラ搭載
2.4個(XS-3500)、8個(XS-3700)のアクセスポイントを搭載
3.セクターアンテナ機能によりWi-Fi帯域を最大864Mbpsまで可能
4.IEEE802.1Q(VLANs)やIEEE802.1p(MACベース優先通信)に加え、IEEE 802.11e(WiFi QoS)をサポート
5.512データユーザ、90m以内の範囲で約6Mbpsのアクセススピード
6.IEEE802.11a,b,gをサポート
7.センター管理マネージメントプラットフォームは10/100Mbpsを使用
8.RFプランニングツール
9.PoE(リモートDC電源供給)対応
10.2006年9月 TELEC認定取得済
■ジラス社
・正式名称:Xirrus, Inc.
・本社所在地:米国カルフォルニア州ウエストレイクビレッジ
・代表者:Dirk I. Gates、CEO
・事業内容:ジラス社は、企業向けトリプルプレイWi-Fi技術でカバーエリア、容量、安全性で最高の製品を提供する会社として受賞。従来の製品に比べ、1台のアレイで到達距離で2倍、面積で4倍、そして1,000ユーザまでサポートしています。
ジラス社は、4個から16個のアクセスポイントを搭載したWi-Fi アレイを天井装着可能な装置1台にまとめました。企業向けシステムでユーザ、面積そしてMbps当り業界最低コストを実現しています。このたび日本での戦略的代理店として理経と提携いたしました。
・URL:http://www.xirrus.com
以上