米マカフィー、Citadel社の買収に合意
マカフィー、Citadel社を買収
~包括的なセキュリティポリシー・コンプライアンスと脆弱性低減ソリューションでマカフィーの製品ポートフォリオを強化~
不正侵入防止とセキュリティ・リスクマネジメントのリーディングカンパニー、McAfee, Inc.(NYSE:MFE/以下、マカフィー)は、Citadel Security Software Inc.(OTC Bulletin Board:CDSS/以下、Citadel)と、同社の全資産の買収に合意しました。マカフィーは、現金約5,600万ドルを支払うほか、運転資金に推定400万ドルを投入します。
Citadelは、セキュリティポリシー・コンプライアンスと脆弱性低減におけるすぐれたソリューションを提供しています。今回の買収により、企業によるセキュリティ上の脆弱性の緩和とリスク低減を支援するマカフィー製品ラインが拡張され、セキュリティポリシー・コンプライアンス実施と脆弱性低減のためのマカフィー製品ポートフォリオが強化される見込みです。
今後、マカフィーはCitadelを統合することで、ePolicy Orchestrator(R)、Preventsys(R)、Policy Enforcer、Foundstone(R)といった既存製品ラインをベースに、脆弱性評価、ポリシー・コンプライアンス実施、脆弱性低減の主要コンポーネントをお客様に提供できることになります。
マカフィーによるCitadelソリューションの統合は、政府機関や医療関係など、特に規制の厳しい組織の顧客に大きな利益をもたらします。Citadelの自動化されたソリューションが組織の規則と内部ポリシーへの準拠を支援し、コンプライアンスプロセスを効率化しながら、攻撃リスクを最小限に抑えます。
IDCのアナリスト、ローズ・ライアン(Rose Ryan)氏は、次のように述べています。「コンプライアンス監査と脆弱性低減の統合など、ITセキュリティと全体業務の溝を埋めることが、現在、企業にとっての大きな課題になっています。企業は、脆弱性や脅威、不正侵入による攻撃リスクの低減を図りながら、統合型のセキュリティ・リスクマネジメント アーキテクチャを通じてCOOを削減する必要があります。」
また、CitadelのChairman&CEO、スティーブン・ソロモン(Steven Solomon)氏は、次のように述べています。「マカフィーは、Total Protection Solutionにより、業界初の真の企業向け統合セキュリティソリューションを提供することで、市場を大きくリードしています。私たちは、ePolicy Orchestrator(R)の管理下にある4,500万台のデスクトップに向け、当社製品をマカフィーのセキュリティ・ポートフォリオの主要コンポーネントとして提供できれば、Citadelソリューションの市場を大幅に拡大できるものと確信しています。Citadelのコンプライアンスおよび脆弱性低減ソリューションとの統合は、マカフィーに、大企業ユーザに向けの卓越したセキュリティの提供を可能にします。その結果、ユーザは、貴重な時間とコストを節約できますし、リスクを低減でき、企業および政府規制を遵守することができます」
【 マカフィーについて 】
マカフィーは、不正侵入防止とセキュリティ・リスクマネジメントのリーディングカンパニーです。マカフィーは、世界中で使用されているシステムとネットワークの安全を実現する高い実績を誇るプロアクティブなソリューションとサービスを提供しています。個人ユーザをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザは、マカフィーの卓越したセキュリティソリューションを通じて、ネットワークを通じた攻撃や破壊活動を阻止し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。
詳しくは、 http://www.mcafee.com/jp/ をご覧ください。
*McAfee、マカフィー、ePO、ePolicy Orchestrator、Preventsys、Foundstoneは、米国法人 McAfee, Inc.またはその関係会社の米国またはその他の国における登録商標です。本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれその所有者に帰属します。
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