あいおい損保、早大に寄付講座「新時代の保険事業」を開設
早稲田大学商学部に寄附講座を設置
~テーマ「新時代の保険事業-グローバルスタンダードと少子高齢社会を迎えて」~
あいおい損害保険株式会社(社長:児玉正之)と、株式会社あいおい基礎研究所(代表取締役:須藤康夫)は、4月12日より、早稲田大学商学部において、「新時代の保険事業-グローバルスタンダードと少子高齢社会を迎えて」をテーマに、寄附講座(春学期計13回)を開講することになりましたのでお知らせします。
1.趣旨
あいおい保険グループでは、「リスクと安心を担う総合サービス企業」として、事業活動を展開しています。急速な高齢化・グローバル化の進展、また真にお客様本位の保険事業の展開が強く求められる中で、わが国の保険事業のあり方や方向性も、変革が求められています。
このため、次代を担う人材の育成を支援する目的で、これまで培ってきた経験やノウハウ、構築してきたネットワークを活用した講座を提供することとしました。
2.講座の概要
(1) 講座の特徴
本講座は、日本社会を根底から変革させている超高齢社会における国際的な水準の保険事業のあり方を理解してもらうために企画したものです。
講義は、早稲田大学教員のコーディネートのもと、各内容別に当該分野の専門家及びあいおい保険グループ役職員が行います。
(2) 講座内容の趣旨
○ 2055年には、65歳以上が人口に占める高齢化率は現在の倍の40.5%になると予測されていますが、このような超高齢化社会において、高齢者の頼りとなるのは年金と医療・介護です。
○ 年金と医療・介護の保障を提供するものは、第一次的に公的部分の公的年金・公的医療保険、公的介護保険ですが、こられの公的部門は、高齢化の進展による現役世代の負担増を抑制するため、度重なる改革を通じて縮小されてきています。
○ このような状況下で、公的部門を補完または代替するものとして、民間の保険会社が提供する年金と医療・介護の保障の重要性は増しています。
○ 一方、民間の保険会社を巡っては、金融の国際化と共にその監督基準も国際的に統一される傾向にあり、規制改革による競争の激化と共に、消費者保護の重要性が飛躍的に増大しています。
○ 本講座では、以上に述べた内容を踏まえ、なるべく幅広いテーマで理解を深めていただくことを目的としています。
(3) 講義の内容
別紙の通り
以上