ライフタイムパートナーズなど、仙台市の脳健会に不動産流動化による資金調達を実施
医療法人社団脳健会に係る不動産流動化資金調達スキームについて
~ ライフタイムパートナーズが日本政策投資銀行と連携して共同出資 ~
三菱商事株式会社(千代田区、小島順彦社長)の医療・介護の経営支援子会社であるライフタイムパートナーズ株式会社(LTP社:港区、小川一誠社長)は、医療法人社団脳健会(仙台市、鈴木幹男理事長)が運営する仙台東脳神経外科病院および計画中の回復期リハビリテーション病院(仮称:新都市とみや病院)に関して、特別目的会社(SPC)を用いた不動産流動化による資金調達を実施いたしました。
本資金調達スキームは、LTP社がアレンジャーとして組成、LTP社ならびに日本政策投資銀行(DBJ:千代田区、小村武総裁)がSPCに出資し、シニアローンはDBJ、七十七銀行(仙台市、鎌田宏頭取)および三菱UFJリース株式会社(千代田区、小幡尚孝社長)が融資実行いたしました。
今回のスキームでは、SPCが脳外科専門病院「仙台東脳神経外科病院」の資産の信託的譲渡を実施することにより脳健会の財務内容の改善を図るとともに、宮城県黒川郡富谷町に計画している宮城県初の回復期リハビリテーション専門病院となる「新都市とみや病院」の開設をサポートし、2008年4月の開院を目指します。
脳卒中等の治療には麻痺等早期リハビリが必要となる患者が多く、回復期リハビリテーション治療とのシームレスな連携によって、宮城県の地域医療に大きく貢献するものとなります。DBJ、七十七銀行および三菱UFJリースは、今回のスキームがこのように地域医療への貢献度が高く、地域社会の発展に寄与すると判断し、資金調達に参加したものです。
LTP社は資金調達支援だけでなく、今後、仙台東脳神経外科病院の診療提供内容の充実や収益向上・業務効率化、新都市とみや病院の開設準備や各種医療経営のコンサルティングも実施してまいります。
【 資金調達スキームの概要 】
添付資料をご参照ください。
*以下、会社概要などは添付資料をご参照ください。