蒼天とVPJ、印刷・デザイン・映像業界向けクライアント管理ソリューション提供で提携
VPJと蒼天、印刷・デザイン・映像業界向けクライアント管理ソリューションの提供で業務提携
Mac OSX版「LogVillage」の共同開発を開始
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役三村博明、略称::VPJ)と、株式会社蒼天(本社:東京都中央区、代表取締役 芦辺多津治)は、印刷・デザイン・映像業界向けのクライアント管理ソリューションの提供で業務提携いたしました。
その第一弾として、VPJは、蒼天が開発するWindowsクライアント管理ソフトウェアの最新版「LogVillage 1.4」の販売を開始し、マーケティング活動を共同展開します。
また、これらの業界で広く導入されているアップル社コンピュータ向けに、Mac OSX版「LogVillage」の共同開発を行う予定です。
LogVillageはエージェントソフトウェアを必要としないクライアント管理ソフトウェアで、アプリケーション実行/ログオン/Webアクセス/印刷などの操作履歴を記録・保存し、OSやパッチ適用状況、ハードウェア情報(メモリ、ディスク、CPU情報)やアプリケーション情報などの資産情報を収集することで、クライアントPCの不正利用やWinnyなどに代表されるファイル転送ソフトウェア使用による情報漏洩を抑止します。
内部統制、IT投資の最適化のニーズの高まりから、クライアント管理ソリューションへの注目が高まっています。
エージェントレスを特長とする「LogVillage」は、クライアントPCへ負荷をかけずに管理したいというユーザニーズに応えて、ソフトウェア開発会社、研究開発機関に多くの導入実績がありますが、印刷・デザイン・映像業界においても、同様に、エージェントレスソリューションが望まれています。
最新版の「LogVillage 1.4」では、MicrosoftアプリケーションソフトのライセンスIDごとのインストール状況を詳細に把握するなどエージェント型と同等の資産管理および操作履歴管理機能を提供することが可能となり、今後、ウィルス対策ソフトやAdobe製品等、多くのクライアントPCで利用されているアプリケーションのライセンスIDを取得できるよう機能追加していく予定です。
また、Mac OSX版「LogVillage」は、2007年6月頃の完成を予定しています。
■「LogVillage」の主な特長 (※詳細は http://so-ten.co.jp/products/logvillage/ をご覧ください。)
(1)エージェントソフト不要で多様な環境に対応
クライアントPCに常駐ソフトをインストールしないので、アプリケーションやパフォーマンスに影響を与えず、ユーザの作業効率を低下させない。
また、クライアントのシステム環境に左右されず、導入/運用が容易。
(2)Webベースの管理コンソール
充実したレポート機能により履歴情報を分かり易く表示・検索し、事後追跡が可能。
ログインユーザ(管理者)ごとに、参照可能なログデータの制限設定も可能。
(3)資産情報を収集
システム情報 (OS名、サービスパック、適用済みセキュリティパッチなど)
ハードウェア情報 (MACアドレス、IPアドレス、メモリ総/空き容量、ドライブ名、CPU情報など)
アプリケーション情報 (ライセンスIDごとのインストール台数、対象PC情報など)
(4)ユーザ別の操作履歴検索が可能
コールセンターなど、複数のユーザが1台のクライアントPCをタイムシェアする場合でも、特定ユーザの行動追跡(ログオン/オフ、印刷、Webアクセスなど)が可能。
(5)Winny等の使用禁止アプリケーションの実行を監視
クライアントPCで実行されたアプリケーション情報を収集しているため、不正または不注意によるアプリケーションの実行を監視することが可能。
(6)アラート機能
許可されていない外部記憶デバイスの接続やアプリケーションのインストール、ユーザによる不正操作検出時、重要なエラーイベント発生時に、管理者へ通知するアラート機能を搭載。
(7)クライアント数無制限
クライアント用のエージェントソフトが不要な設計のため、管理対象となるクライアント数は無制限。
ライセンス数はネットワーク構成に依存し、クライアントを増設してもLogVillageの追加ライセンスは不要。
◇株式会社蒼天について ( http://www.so-ten.co.jp/ )
株式会社蒼天は、OSコア部分および大規模データベースシステムの設計で高い技術とスキルを持つ技術者を擁し、独自開発技術をベースとして、サーバシステムやデータベースシステムのパフォーマンス解析・改善のためのパッケージソフトウェア開発、販売およびコンサルティングサービスを提供します。2003年に設立し、主な開発製品は、クライアント監視・管理ソフトウェア「LogVillage」、不正接続検出ソフトウェア「サーチライト」、リソース管理ソフトウェア「GASAIRE」などがあります。
また、2007年2月、製品開発およびマーケティング体制の強化を図るべく、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社フレイのベンチャーキャピタル2社、ならびに印刷・映像などのデジタルコンテンツ制作環境のシステムインテグレーションを行う株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンを割当先とする第三者割当増資を実施しました。
◇VPJについて ( http://www.vpj.co.jp/ )
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。特に、Windows、Macintosh、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、そして通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするデジタルコンテンツ制作分野における豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作のワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションとデータベース、インターネット等最新のITをベースに構築されております。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場で幅広く納入されています。
・設 立:1994年1月6日
・資本金:3,500万円
・売上高:11億円 ( 2006年度実績)
*すべての企業名、ブランド名、製品名は各所有者の商標または登録商標です。