A&T、小中規模医療施設向け血球計数装置「MYTHICシリーズ」を発売
小中規模医療施設向け血球計数装置 MYTHICシリーズを新発売
~小型・簡易操作で血球計数検査を実現~
株式会社エイアンドティー(以下、当社)は、2007年5月より国内の小中規模医療施設を対象にした血球計数装置MYTHIC18(J)(以下、MYTHIC)の販売を開始いたします。
現在、医療施設は早期診断・早期治療など、予防医療の重要性が高まっており、臨床検査の分野では、検査の迅速化や高い検査精度が要求されています。
このような医療環境の変化に伴い、診療前検査を実施する施設が増加傾向にあります。
血球計数検査は、主に血液中の白血球、赤血球、血小板等の数を測定する検査で、診療前に行うスクリーニング検査1)として重視されています。しかし、一般的に血球計数検査の診療前検査は、大規模病院で大型装置を導入して行われており、小中規模医療施設ではコストパフォーマンスの問題で、装置の普及が遅れているのが現状です。特に開業医やクリニック等では、検査センター等へ委託検査を行うため、結果を得るのに数日間を要し、診断が遅れることになります。
このたび、当社が輸入・販売するMYTHICシリーズは、オルフェ社(Orphee、本社:スイス)が製造しており、小型で簡単な操作性でありながら、わずか数分で報告することが可能です。また、平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failure)が2~4年と長期間で、安定稼動が特長です。これにより、利便性・信頼性の向上と、運用コストの低減が実現可能な装置です。
なお、本装置は当社の子会社である株式会社アットウィルが販売し、新規市場へ販路展開を行ってまいります。
※ 製品概要は関連資料をご参照ください。
1) スクリーニング検査
疾患および病態が深刻化する前の発見に効果的な方法で、精密な検査が必要かどうかの第一段階としてふるい分けを行う検査。
以上
<製品・販売に関するお問い合わせ先>
株式会社アットウィル
企画ユニット
Tel.045-317-1278