2006年11月16日
報道関係各位
株式会社ナノプロ MRR事業部
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ナノプロMRR事業部、
「携帯電話端末メーカ、NECの失速」を販売開始
詳細はこちら⇒ http://www.marketing-research.jp/page/000183.html
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■概要■
IT、情報通信市場の調査レポート販売サイトMRR(運営会社:
株式会社ナノプロ 代表取締役 森田裕行)は11月16日に、
携帯市場のレポートで定評のあるエムレポートが制作した「携
帯電話端末メーカ、NECの失速」の販売を開始しました。
詳細はこちら⇒
http://www.marketing-research.jp/page/000183.html
■資料概要■
◆2003年度が最盛期の国内出荷
日本電気(NEC)の出荷台数減少に歯止めがかかりません。2003
年度の合計出荷台数1,550万台を最後に2006年度には900万台に
まで落ち込む見通しです。2006年度上期での出荷台数も300万台
以下になっており、この調子では900万台の達成も危うい状況に
あります。国内出荷では2003年度の1,050万台を最盛期に、2005
~2006年度は700万台の出荷が続いています。
◆ソフトバンクモバイルへの供給拡大も回復の秘訣
NECは2005年度に合計7機種の携帯電話端末を供給しました。そ
のうちNTTドコモへは6機種、ボーダフォンには1機種とNTTドコ
モへの傾倒振りがみえます。一方、好調なシャープは2005年度
に合計14機種を供給し、NTTドコモに5機種、ボーダフォンへ9機
種となりました。
NECは、NTTドコモ向けのみではシャープと拮抗しているものの、
ボーダフォンへは大差がついている状況です。そのためNTTドコ
モでの優位性を失った場合、その反動は大きく、今後はソフト
バンクモバイルへの供給機種数を拡大させる必要もあります。
■キーワード■
◆減少続く出荷台数!!
NECは2003年度の合計出荷台数1,550万台を最盛期に、2006年度
には900万台にまで落ち込む見通し。2006年度上期での出荷台数
も300万台以下になっており、この調子では900万台の達成も危
うい状況にあります。
◆シャープの台頭!!
ソフトバンクモバイル向け端末で力をつけてきたシャープの急
成長により、NTTドコモ向け端末市場で大手のNECも大きな影響
を受けています。
◆端末の総合プロデュースに活路を!!
クリエイターの佐藤可士和さんによる「FOMA N702iD」が好調な
販売実績を残しており、今後は販売戦略なども含む総合プロデ
ュースを重視していく考えです。
■業績推移と予測■
◆大幅縮小するモバイルターミナル部門の売上高
NECのモバイルターミナル部門の売上高が2003年度を境に縮小傾
向にあります。2003年度には7,297億円であった売上高が、2005
年度は4,548億円にまで落ち込んでいます。NECは2006年度予測
を公表していませんが、上期も携帯電話端末の出荷台数が低調
であったため、通期売上高は前年度割れを起こす可能性も高い
とみられます。
■目次■
1.市場概況
2003年度が最盛期の国内出荷
ソフトバンクモバイルへの供給拡大も回復の秘訣
小規模供給に変わり果てた海外出荷
【モバイルターミナル部門における失速要因】
★シャープの台頭!!
★端末デザインの乏しさ!!
★NTTドコモを凌ぐauの好調さ!!
★W-CDMA方式サービスの普及による谷間!!
★海外市場での急失速
【モバイルターミナル部門における回復要因】
☆端末の総合プロデュース!!
☆端末専門の営業部隊の設置!!
☆松下電器産業グループとの協業効果!!
☆HSDPA方式サービスへの移行!!
2.事業の方向性
【事業戦略関連】
3事業者供給への可能性
東芝とも協業を検討
【組織再編関連】
7月にクリエイティブスタジオを設立
端末専門の営業部隊を設置
3月にNEC Wuhan Mobileの増資を実施
05年7月にロシアに販売会社の露NEC Infocomを設立
04年5月に中国向け携帯電話端末事業を再々編
04年9月に端末向けソフト開発専門の事業本部を新設
【研究開発関連】
中国市場で研究者増員と研究費増額を実施
11月に松下電器産業グループとの端末開発合弁会社を設立
8月に携帯電話向け半導体の開発会社を共同設立
04年11月にNECエレクトロニクスと3G端末向けLSIで
協業体制を構築
将来は研究開発拠点の2/3を中国へ移行
【プラットフォーム関連】
6月にLinuxOSの携帯電話向けプラットフォームで提携
05年5月に携帯電話アプリ開発基盤技術を開発
04年11月に海外向け3G端末に他社製チップを採用
3.業績推移と予測
大幅縮小するモバイルターミナル部門の売上高
2003年度時予測では2005年度に売上高1兆円
4.端末出荷台数の推移と予測
減少が続く国内外の出荷台数
2006年度上期は小規模出荷にとどまる
減少が続く出荷台数
シャープと東芝の後塵を拝した2006年度上期
3強体制が崩れる2006年度
5.端末投入の展開
10月に3機種の開発を発表
8月にHSDPA方式端末を投入
6月にFOMA N902iSを投入
3月にエコロジーな端末を投入
2月に佐藤可士和さんのデザイン端末を投入
6.海外市場向けの展開
【中国市場向け展開】
中国市場向け端末事業を縮小
TD-SCDMA方式端末の早期投入が可能
2004年度中に端末販売店舗数を拡大
【ロシア市場向け展開】
2006年度はロシアで60万台以上の端末販売
ロシア市場で3年以内にシェア4%を獲得
05年5月に露MTSからi-mode関連システムを受注
05年3月にロシアの2.5G端末市場へ参入
【欧州市場向け展開】
3GSMで海外市場向けGSM方式端末を展示
9月開始のブルガリアGLOBULへはi-mode端末を供給せず
05年7月からCOSMOTEへi-mode対応3G端末の出荷を開始
英H3G UKがNECなどから3G端末800万台を購入
04年6月にギリシャCOSMOTE Mobileへi-mode端末を出荷
【その他の市場向け展開】
05年10月からStarHubへi-mode対応端末の供給を開始
05年9月に香港で世界最薄の折り畳み型カメラ搭載端末を
販売開始
04年12月にマレーシア市場に端末2機種を投入
04年11月に豪Telstraのi-modeが稼動開始
Hutchison Whampoaへ3G端末800万台を供給
7.関連リンク
■■資料の仕様■■
商 品 名:「携帯電話端末メーカ、NECの失速」
発 刊 日:2006年11月9日
判 型:A4版38頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:株式会社ナノプロ
頒 価:26,250円(税抜25,000円+消費税1,250円)
ご購入はこちら⇒ http://www.marketing-research.jp/page/000183.html
■■お申し込み方法■■
下記URLよりおご購入ください。
⇒http://www.marketing-research.jp/page/000183.html
■■ナノプロについて■■
設立:2006年1月
会社名:株式会社ナノプロ
所在地:
本社/東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイス18階
神南オフィス/東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
事業内容:
インターネットならびにモバイル向けのプロモーション
セールスプロモーション事業
関連コンテンツ・システム事業
(1)成果報酬型Eコマースプロモーション
(2)プロモーションコンテンツ制作、ネットプロモーションシステム開発事業
代表取締役:森田裕行
URL: http://www.nanopro.jp
■■本件に関するお問い合わせ先■■
〒150-0041
東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
TEL:03-6379-9771
E-Mail: info-mrr@nanopro.jp
担当:惠本