~1月26日‐30日「ダボス会議」にサフィア・ミニー出席~
「フェアトレード」と「社会的起業家精神(ソーシャル・アントレプレナーシップ)」は、来る1月26日からスイス・ダボスで開催される「世界経済フォーラム」で貧困と飢餓をなくすための解決策の一つとして注目を集めることになります。
東京とロンドンに拠点を置くフェアトレード団体「ピープル・ツリー」(日本法人名:フェアトレードカンパニー株式会社)の創設者 サフィア・ミニーは、2004年9月に選出された「世界で最も傑出した社会起業家」のひとりとして、共同創立者のジェームス・ミニーと共に今年のダボス会議に出席します。先進国の大企業のトップや経済閣僚が世界経済の方向性を話し合うダボス会議に、フェアトレード団体の代表が参加するのは初めてのことです。
サフィア・ミニーはオーガニック製品の意義と今後の展望を話し合う分科会のパネリストとして消費者の選択がどう変化しているかを報告すると共に、会議に参加する産業界のリーダーたちと、社会と環境に対して責任を持つビジネスのあり方として、フェアトレードの必要性を議論する予定です。
今回の会議に出席する2,000人の経済リーダーに対して行われたアンケート調査では、今経済界がアクションを起こすべき最優先課題として「貧困と飢餓をなくすこと」との回答がトップを占めており、フェアトレードの関心は高まると予想されます。
「ダボス会議の参加者のうち、何人が今後フェアトレードへの服を身につけるか楽しみです」とサフィア・ミニーは参加への意欲を語っています。
世界フェアトレード・デー
2005年5月14日に開催される世界フェアトレード・デーは、フェアトレードを広めるための世界的なイベントです。
ピープル・ツリーは東京とロンドンでフェアトレードのセミナー、ファッションショーやワークショップなどのイベントを開催します。詳しい情報は、3月1日から http://www.wftday.org/ にてご覧いただけます。
2005年春夏号 まもなく発売
ピープル・ツリーの春夏カタログを2月に発売。オーガニック・コットンや手織り、手刺繍の技術を使ったフェアトレード・ファッションの最先端をご紹介しています。
お問合せや取材のお申し込みは:ピープル・ツリー広報担当 木村紀子/胤森(タネモリ)なお子まで
(Tel: 03-5731-6671 E-mail: pr@globalvillage.or.jp)
フェアトレードカンパニーは、途上国の立場の弱い生産者を支援するため、現地の伝統的な原料や技術を活かした製品を公正な価格で輸入し販売しています。デザインや技術研修の支援、継続的な注文を通じて環境を害さない持続可能な新しい貿易を実践・提案しています。
関連URL:http://www.wftday.org/
