「検疫ネットワークサービスRemote」を提供開始
~あらゆる場所から接続するPCにセキュリティ検査を実施~
ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂1-3-12 代表取締役社長:長尾多一郎)と、ネットワークセキュリティソリューション分野でのリーディングカンパニーの株式会社ラックは、社外から接続するWindows PCのコンプライアンス検査を実施し、社内ネットワークへのアクセス制御を行なう『検疫ネットワークサービスRemote』の提供を本日より開始いたします。
本サービスは、社員などが利用するWindowsPCが、社内以外の場所からインターネットなどを経由して社内ネットワークに接続する際、Windowsのアップデートやウィルス対策ソフトウェアのバージョンなど、企業のセキュリティポリシーに対する遵守状態の検査します。PC利用者は、ブラウザを起動し、検査を行なうために特別なネットワーク(検疫ネットワーク)に接続、検査を実施します。検査結果に問題なければ、即座に社内ネットワークに接続可能となりますが、問題がある場合は、検疫ネットワーク上で対策を施します。
本サービスの提供価格は、初期費用30万円、月額10万円より(利用者が100名程度の場合)。2005年2月から、1年間で100社以上への導入を見込んでいます。
ネットマークスでは、2004年5月からコンピュータ・ワームに対する対策として『検疫ネットワーク』ソリューションを提供しておりますが、本ソリューションの導入をご検討いただいているお客様より「社外から接続するPCへも検疫を実施したい」との声をいただき、本サービスを開始しました。
本サービス導入により、社外から無秩序にアクセスされるPCのセキュリティ状態を一定のレベルに保つことが可能となり、社内ネットワークのコンピュータ・ワーム対策に効果を発揮します。また、Windowsのアップデートやウィルス対策ソフトウェアのバージョン情報を一括管理し、検査情報を常に最新の状態に保つため、運用管理者の負荷を軽減します。
<対応機器>
・SSL-VPN装置(ジュニパーネットワークス社 SA/RAシリーズ)
・VPN装置(シスコシステムズ社 VPN3000シリーズ)
※上記以外の機器は、ご相談ください。
<レンタル機器>
・ファイアウォール(ジュニパーネットワークス社 Netscreenシリーズ)
※VPN装置とのレンタルも可能です。
<ご提供機能>
・PC資産情報管理機能
・セキュリティ検査機能
・セキュリティ検査定義のための各種インターフェース機能
・セキュリティ検査定義ファイルの自動更新機能
・コンプライアンス結果に基づく社内ネットワークへの接続制御機能
・セキュリティ検査履歴管理機能
<セキュリティ検査項目>
・OSパッチ適用状況;Windows98,98SE,ME,NT4.0 SP6a以降,2000 SP3以降,XP,2003Server
・アプリケーションパッチ適応状況;MS Internet Explorer5.5sp2以降
・アンチウイルスソフト、パターンファイル更新状況
・ McAfee VirusScan 4.5.1 SP1
・ McAfee VirusScan Enterprise 7.0, 7.1 (8.0i は未検証)
・ TrendMicro ウイルスバスター 2003 - 2004
・ TrendMicro ウイルスバスターコーポレートエディション 5.0x, 5.5x
・ Symantec Norton AntiVirus 2002-2004
・ Symantec AntiVirus Corporate Edition 7.6, 8.x, 9
(2005年1月現在)
※ 本サービスでは、IPSec VPN装置またはSSL-VPN装置によるインターネットVPN接続を前提としており、ファイアウォール装置によって社内ネットワークへの接続制御を実施、社内ネットワークへの接続制御をファイアウォールのルールの有効/無効の切り替えによって行ないます。(特許出願中)
以上
*記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
*上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります。
<本ニュースリリースに関するお問い合わせは下記までお願い致します>
株式会社ネットマークス マーケットコミュニケーション部 三谷 一志
Tel:03-3423-5782 Mail:press@netmarks.co.jp