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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'03.11.Tue
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2007'02.19.Mon

ケイ・オプティコム、個人向けインターネット接続サービス「eo」の迷惑メール対策を強化

eoの迷惑メール対策の強化について

~送信ドメイン認証および25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)の導入~


 株式会社ケイ・オプティコム(取締役社長 田邉 忠夫/本社 大阪市北区)は、個人向けインターネット接続サービス「eo」の迷惑メールに対する取り組み強化として、下記の対策を、明日、8月31日(木)より順次実施いたします。なお、いずれの対策も、特別なお申し込み手続きや、ご利用料金は必要ございません。

◆「送信ドメイン認証」の導入
◆「25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking:以下、OP25B)」※1の導入

 近年、プロバイダのメールサーバーを経由せずにウィルスメールや迷惑メール、フィッシングメールなどが多数送信されるようになり、セキュリティ上非常に問題となっております。ケイ・オプティコムでは、本対策により、お客様およびインターネット利用者の安全・安心の向上を図りたいと考えております。

【送信ドメイン認証の導入】
 送信ドメイン認証とは、メールの送信ドメイン情報を用いて、正しい送信元からメールが送信されているかを認証する仕組みです。現在のメール配信の仕組みでは、送信者情報を詐称することが容易であるため、多くの迷惑メールが送信者情報を詐称して送信元の特定を困難にしています。送信ドメイン認証により、受信したサーバーにおいて正しい送信元からのメールか否かを判定できるようになり、送信者情報の詐称を防ぎ、迷惑メールを抑制することが期待できます。
 eoではメール送信側の対応として、送信するサーバーのIPアドレスを基にした認証技術である「SPF(Sender Policy Framework)」※2を、明日、8月31日(木)より導入いたします。また、SPFの業界での普及状況を見て、当該技術によるメール遮断などの受信側対応も検討してまいります。

【25番ポートブロック(OP25B:Outbound Port25 Blocking)の導入】
 OP25Bとはeoのメールサーバーを使用せずに送信されるメールを制限する仕組みです。これにより、PCに感染したウィルスなどが、お客様の意図とは無関係にウィルスメールを発信することになったり、大量送信メールの発信者になってしまうことを未然に防ぐことができます。また、悪意をもった送信者が、匿名で大量に迷惑メールを発信することも防ぎ、迷惑メールやウィルスメールの広がりを制限することが出来ます。
 eoでは、携帯メールへの迷惑メールを防止するため、9月25日(月)より、携帯電話事業者向けのメール送信から適用することといたします。なお、本対策の一環として、他プロバイダのOP25Bによる影響※3を回避するための代替手段となる「サブミッションポート(587番ポート)」※4の提供も、合わせて9月25日(月)より開始いたします。

 ケイ・オプティコムでは、今後も、迷惑メール対策のワーキンググループ「JEAG:Japan Email Anti-Abuse Group」などへの参加を通じ、他プロバイダと協調しながら迷惑メール対策に積極的に取り組み、お客様が安心して快適にインターネットを楽しんでいただけるサービスの提供に努めてまいります。

以 上

※1:「OP25B(Outbound Port 25 Blocking)」
 eoの送信用メールサーバーを利用せず、直接他のプロバイダなどの送信用メールサーバーへメール送信をする時に利用する送信経路が「Port25」です。この「Port25」の利用を制限し、管理をすることで、eoが指定しない送信サーバーを使ったメールの通信を制限する仕組みです。
 eoの回線からeoのメールサーバーでメールを送信する場合は、影響を受けることはなく、そのままご利用いただけますが、eoの回線から他プロバイダのメールサーバーを利用してメールを送信する場合は、メールが送信できないなどの影響を受ける場合があります。その場合の対応方法などは、ご利用のメールアドレスを提供しているプロバイダにご確認ください。

※2:「SPF(Sender Policy Framework)」
 送信ドメイン認証には認証方式によりIPアドレス方式と電子署名方式に大別できますが、SPFはそのうちのIPアドレス方式で、以下のような仕組みで動作します。
 メールアドレスのドメインについて、あらかじめDNSで該当のドメインで送信する可能性のあるメールサーバーのIPアドレスを記述しておきます。メールを受信したサーバーは、Fromに記載されているメールアドレスのドメインから、DNSに記述されているメールサーバーのIPアドレスを参照します。そのIPアドレスと受信したメールの送信元サーバーのIPアドレスとを比較し、正しい送信元から送られてきたメールかどうかをチェックします。

※3:既にOP25B実施済みの他プロバイダ回線からeoのメールアドレス(eoのメールサーバー)を利用してメールを送信しようとした場合、メールが送信できない場合があります。

※4:「サブミッションポート(587番ポート)」
 25番ポート以外でメールの送信を行うためのポートです。通常、メールの送信には一般的に25番ポートが使われますが、サブミッションポート(587番ポート)を使えば25番ポート以外でもメールの送信が可能です。他プロバイダでも25番ポートの利用が制限される傾向にあるため、eoではメールサーバーのサブミッションポート(587番ポート)の対応を実施いたします。
 なお、サブミッションポート(587番ポート)の利用時には、SMTP認証が必須となります。


<本件に関するお問い合わせ先>
【eoユーザーの方】
株式会社ケイ・オプティコム eoサポートダイヤル
151  eo光電話から(通話料無料)
0088-240-017  固定電話、携帯電話、PHSから(通話料無料)
050-7105-6333  eo-netフォン、他社IP電話から



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