日本ユニペット、ボトル用PET樹脂の第二次価格をキログラム当たり30円値上げ
ボトル用PET樹脂の第二次価格改定の件
日本ユニペット株式会社(本社:東京都中央区、社長、深尾 年樹)は、国内向けボトル用ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂に関して、本年9月1日出荷分より+30円/kgの第二次価格改定を実施いたします。7月の第一次価格改定と合わせると+55円の価格改定となります。
本年7月16日での第一次価格改定実施以降も、ポリエステル樹脂用の原料モノマーであるテレフタル酸(TPA)の価格は、その粗原料であるパラキシレンのさらなる高騰を受け上昇を続けており、エチレングリコール(MEG)も同様に今後も高止まりすると予想されます。
また、副資材、レジン製造時の燃料代もさらに上昇を続けており、この上昇幅は先の価格改定幅を大幅に上回ってきております。よって、さらなる価格改定を実施せざるを得ない状況となってきております。
尚、本件に関しましては既に需要家と交渉に入っております。
1.対象品目:ボトル用PET樹脂
2.二次値上時期:2006年9月1日出荷分より
3.二次値上幅:国内向けポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂全銘柄 +30円/kg
参考
<日本ユニペット株式会社>
資本金 :14億円
株主構成: 東洋紡績(株) 44.85%
三菱化学(株) 44.85%
水島アロマ(株)10.30%
売上高 :279億円(2005年度)
生産拠点(生産能力)
(山口県)岩国 66千トン/年
(三重県)四日市 46千トン/年
(福井県)越前 28千トン/年(越前ポリマー社)
国内合計 140千トン/年
インドネシア 53千トン/年(三菱化学インドネシア社)
*昨年の日本のPETボトル用樹脂市場 約571千トン(含む 輸入レジン)
以上