東京電力、「デジタル地図案内板」による情報提供サービス試験を実施
「デジタル地図案内板」による情報提供サービスの試験実施について
~日本初のデジタル式街頭地図案内板~
当社は、東京都および渋谷区と共同で、日本で初めてのデジタル式の街頭地図案内板となる「デジタル地図案内板」を渋谷駅周辺に設置し、本年10月16日より、情報提供サービスを試験実施いたします。
現在、各自治体では、業務効率向上とサービス品質向上を目的に、民間活力の活用が積極的に進められておりますが、街頭地図案内板についても、多様化する来街者のニーズへの迅速な対応などが課題となっています。
一方、当社は、地域に根ざした企業として様々なサービスを提供しておりますが、各種情報提供や、街の活性化、災害時の自治体による情報提供支援など、地域の皆さまのお役に立つことが期待できることから、街頭地図案内板を利用した事業について検討を行ってまいりました。
このような中、三者は、地域社会の振興に役立ち、かつ、自治体による民間活力の活用と、住民サービスの向上という方針に合致する新たな事業として、街頭における「デジタル地図案内板」事業の試験実施について合意し、共同でサービスを開始することといたしました。
具体的には、光ファイバでネットワーク化した「デジタル地図案内板」を、日本でも有数の歩行者数を誇る渋谷駅周辺の公道上(ハチ公口、宮益坂口)に4台設置し、タッチパネルで目的別に検索できる4ヵ国語表記の地図に加え、渋谷のグルメ・ファッション・音楽情報、天気、ニュースなどの最新情報を提供いたします。
今後、本年10月16日から約1年間の試験期間において、景観への影響や利便性、災害時における情報提供方法について、街頭アンケートを通じて利用者の感想やご意見を伺うとともに、運用・技術面における課題などを分析いたします。さらに、主な収益源となる広告クライアントの反応など、事業性についても併せて検証いたします。
詳細は、別紙の通りです。
以 上
添付資料
・別紙1:「デジタル地図案内板」の概要
・別紙2:試験サービスの概要
・参考1:地図画面の利用イメージ
・参考2:携帯電話との連携の利用イメージ(QRコード、非接触ICカード機能を利用)