電通子会社とアビームコンサルティングなど、マーケティング戦略立案会社を設立
マーケティング戦略立案会社「電通ネットイヤーアビーム」の設立について
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長:俣木盾夫)の子会社でマーケティングサービスを提供する株式会社電通イーマーケティングワン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宮田應俊)と、ネット戦略の立案・実施サービスを提供するネットイヤーグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:石黒不二代)、経営コンサルティングサービスを提供するアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西岡一正)の3社は、電通グループの新しいマーケティング戦略立案会社として「株式会社電通ネットイヤーアビーム」を設立し、11月1日から営業を開始します。
電通イーマーケティングワンは設立以来、顧客洞察に基づくマーケティング・販促課題解決のワンストップサービスを提供してきましたが、インターネットの普及やデータベース管理技術の進化を契機として、従来よりも幅広い自由度を持ち、高い費用対効果を実現する「新しいマーケティング戦略」を希求する声がクライアント企業で高まっています。特に、各企業の事業戦略や既存のマーケティング活動と密接に連携し、他社に対する競争優位に結びつける高度なマーケティング戦略の立案力が求められています。
こうした企業のニーズに対応し、電通イーマーケティングワンの提供するワンストップ体制をさらに強化すべく、マーケティング戦略の立案を統合的に支援するサービスを提供する会社として「株式会社電通ネットイヤーアビーム」を設立します。ネットイヤーグループはクロスメディア戦略への対応力の強化、アビームコンサルティングは自社の提供するファイナンシャル領域の強みを活かし、定量的な価値分析に基づいたコンサルティングメソッドを活用した経営戦略立案との連携を求めてそれぞれ資本参加します。両社との合弁とすることにより、ネット戦略の立案、実施力や、経営的視点からの定量的価値分析力を高め、幅広い企業のニーズへの対応力を確保します。
電通ネットイヤーアビームでは、新規事業を立ち上げようとしているクライアント向けのビジネスモデル・プロトタイプ開発や、既存の販売手法を見直そうとしているクライアント向けの従来型のマスメディアや対面チャネルとインタラクティブメディアとを融合させたクロスメディア型CRM戦略シナリオの開発といった、「新しいマーケティング戦略」の開発・導入を支援するサービスを提供してまいります。
新会社及び出資3社の概要は以下の通りです。
(※ 関連資料を参照してください。)