JTBとアスクル、法人向け電子購買分野で業務提携
JTBとアスクル、法人向けネットサービスで業務提携!
-出張・交通費、オフィス用品の電子購買・精算のワンストップサービス
-経費管理の大幅なコスト削減に寄与
株式会社ジェイティービー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐々木隆、以下、JTB)とアスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩田彰一郎、以下、アスクル)は、法人向け電子購買の分野で業務提携することに基本合意しました。
今回の提携は、顧客の利便性の向上と更なる業務効率化を実現することにより、総合的な購買・業務コストの削減につなげることを目的としています。
2006年12月末に、JTBの総合出張管理システム「J’sNAVI(ジェィズ・ナビ)」でアスクルのオフィス用品の販売を開始します。これにより「J’sNAVI」の契約法人は、出張チケットに加え、2万点を超えるアスクルの商品の購買と精算の一元化が可能になります。アスクルの商品は、文具・事務用品、OA・PC用品、トイレットペーパー、洗剤・食品・飲料などの生活用品、作業用品などです。
「J’sNAVI」は全社システムであるため、事業所毎に契約するのに比べて、全社ベースで購買管理ができ、立替金の大幅な削減や、ボリュームディスカウントの適用等で小口購買の最適化が可能になります。さらに、購買データと精算データがリンクされるため、ペーパーレス、キャッシュレス、タイムセービングを実現します。
今後の展開として、JTBの出張チケット調達サイト「Bzit(ビジット)」とアスクルの法人向けのオフィス用品電子購買システム「アスクルアリーナ」のサービス相互乗り入れを実現し、ワンストップ・サービスによる更なる利便性の向上と業務効率化を図り、業務コストの削減に寄与することを目指します。
これらをあわせて、3年後の2009年には新規利用社数1,000社を目指します。
■JTBの法人向け電子購買サービス
J’sNAVI(ジェィズ・ナビ)は総合出張管理システム(ソフトウェア)で、出張申請・承認、チケット手配、精算申請・承認、経理計上など企業の出張に関わる全てのプロセスをシステム化し、ペーパーレスのワークフローシステム、キャッシュレス精算、二重入力作業の排除、検算の廃止などを通じて企業の旅費精算業務を大幅に効率化し、間接コストを削減します。
200名以上の規模で出張の多い会社に適したソフトウェアで、全社での導入、あるいは独立した財務会計システムを持つ事業所・カンパニー単位での導入が前提となります。
2000年からサービスを開始、現在220社と契約しています。
また、J’sNAVIからチケット手配機能を独立させた、中規模から大手企業向けの会員制WEBサイトのBzit(ビジット)を2002年から立ち上げており、現在の契約先は1,700社を超えています。
■アスクルの法人向け電子購買サービス
アスクルの電子購買サービスでは、中堅から大規模企業へオフィス用品の一括電子購買システムをご提供しています。自社の電子調達システムをお持ちのお客様には電子カタログを通してアスクルサービスを提供する「e-proサービス」を、電子調達システムをお持ちでないお客様には電子購買ASPシステム「アスクルアリーナ」を提供しています。2001年にサービスを開始した「アスクルアリーナ」は、6,380社(2006年8月20日現在)を超える企業にご利用いただいています。