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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'02.08.Sat
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2007'05.02.Wed

パイロット、グループの生産拠点再編計画概要を発表

当社及び当社グル-プの「生産拠点の再編計画」に関するお知らせ
―パイロットプレシジョン株式会社との経営統合に伴う生産拠点の集約化について―


 当社は、平成18年11月27日開催の取締役会において、当社及び当社グループの生産拠点の再編計画(以下「本再編計画」といいます。)に関し、下記のとおり決議いたしましたのでお知らせいたします。




1.本再編計画の目的について

 当社は、現在、当社の100%子会社であり、シャープペンシル等の筆記具製造を主力とするパイロットプレシジョン株式会社(所在地:神奈川県平塚市)を、今後、経営統合いたします。それに伴い、パイロットプレシジョン株式会社(以下、「パイロットプレシジョン」といいます。)の生産工場を、当社の平塚工場(所在地:神奈川県平塚市)に拠点統合し、同地域に所在する当社及び当社グループの生産拠点を集約いたします。
 これにより当社は、本再編計画の目的でありますコスト競争力及び技術開発力の向上を一層推進し、当社及び当社グループのコーポレート・ガバナンス及び企業価値の向上を目指してまいります。
 併せて、平塚工場と当社の伊勢崎工場(所在地:群馬県伊勢崎市)及び東松山事業所(所在地:埼玉県東松山市)との連携強化も図るなど、当社の生産効率化及び経営の合理化を一段と進めてまいります。


2.本再編計画の概要について

(1)当社は、今後、パイロットプレシジョンと経営統合し、パイロットプレシジョンの本社(田村)工場及び東豊田工場の各生産機能を、当社の平塚工場に集約いたします。これにより当社は、同地域における生産機能の効率化を推進して、品質管理はもとより、更なるコスト競争力を高め、技術力の融合による商品開発力を強化するなど、企業価値の最大化を図ってまいります。
(2)本再編計画達成の時期は、3年以内を目処に、可能な限り早期の実現に努めます。
(3)経営統合後の2工場(パイロットプレシジョンの本社(田村)工場及び東豊田工場)の有効(財)財務会計基準機構会員的な活用方法につきましては、今後、具体的に検討を行なってまいります。
(4)本経営統合による、当社の資本金の変更はありません。
(5)現時点におきましては、本再編計画にかかる具体的内容の詳細が未定でありますので、決定次第、お知らせいたします。なお当社は、平成18年11月27日付プレスリリース「第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ」において、本再編計画に伴う資金の一部として調達する旨を公表いたしました。


3.本再編計画の背景について

 当社及び当社グループは、企業価値の最大化をもたらしうる事業再編の方向性につき、これまで慎重に検討を重ねてまいりました。一方で、当社及び当社グループを取り巻く国内外の経営環境は、急激な変化とともに厳しさを増しております。当社は、本再編計画を契機に、当社及び当社グループの重要な経営課題である「国内生産体制の強化」対策を、早急に講ずる必要があると考えております。
 かねてより、当社及び当社グループは、油性ボールペン・水性ボールペン・ゲルインキボールペン及びマーカーなどの筆記具消耗品につきまして、生産拠点毎に機能の機動力が発揮できる体制のもと、成果を上げてまいりました。その中で、万年筆を主体とする高級筆記具や電算機用リボン・磁気利用筆記板・マリッジリング等宝飾品を製造する当社の平塚工場、及びシャープペンシル・替芯・光通信用部品等を製造するパイロットプレシジョンにつきましては、いずれも現在、平塚地域内の近隣に所在しております。
 従いまして、当社は、同地域にあるこれら生産拠点をひとつに集約し、2社で重複する生産機能等を一体化することが、グループのコスト競争力及び技術開発力の向上にとり、急務であると認識しております。
 更には、ボールペンの主力生産拠点であります当社の伊勢崎工場などとの連携を一層強化し、筆記具に関する商品開発力はもとより、その他新規事業の構築など、2社が各々に保有する独自の技術力を融合した研究開発を推進するとともに、今後はグループの総合力を最大限に発揮することが、喫緊の経営課題であるとの判断をいたしました。
 当社及び当社グループは、経営方針であります「顧客主義」のもと、国内外の厳しい経営環境を乗り切り、経営資源の最適配分による効率的な開発投資、生産の効率化やコスト削減を推進し、一段と企業価値の向上を目指してまいる所存です。
 なお当社は、平成14年9月24日付当社取締役会決議に伴い、同日付プレスリリース「合併・分割に関するお知らせ」にて公表いたしました、当社生産部門の分割及び子会社化の計画につきまして、事業再編の環境整備が整う時期をにらみつつ、経営を取り巻く環境を踏まえて、総合的かつ合理的な検討を加えてまいりました。その結果、当社は、当社グループにとり将来にわたる最も望ましい企業集団を実現するためには、当社とパイロットプレシジョンとの経営統合を通じて、グループの生産拠点を集約化することが、経営戦略上、最適であるとの結論を得るに至りました。従いまして、当社は、上記、当社生産部門の分割及び子会社化の計画を、本再編計画に変更するものであります。


4.本再編計画により、パイロットグループの企業価値向上を実現するイメージ図

 ※添付資料を参照


5.パイロットプレシジョン株式会社の概要

(1)商号      パイロットプレシジョン株式会社
(2)代表者     高橋 清
(3)所在地     神奈川県平塚市田村三丁目5番57号
(4)設立年月日  昭和35年1月5日
(5)事業内容   シャープペンシル、シャープペンシルの替芯、ボールペン等筆記具及び光通信部品等の製造・販売
(6)従業員数   200名
(7)資本金     1億44百万円
(8)売上高     40億95百万円(参考:平成17年12月期末)
(9)株主構成   株式会社パイロットコーポレーション100%


以上

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