米アップル、iPodの累計販売台数が1億台を突破
iPodの累計販売台数、1億台を突破
2007年4月9日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、iPodの累計販売台数が1億台を突破し、ミュージックプレーヤーとして歴史上最速のペースで販売実績を更新中であることを発表しました。
最初のiPodが販売されたのは5年半前の2001年11月でした。以来、アップルは10種類以上のiPodモデルを発表しましたが、これらは5世代にわたるiPodモデル、それぞれ2世代にわたるiPod mini、iPod nanoおよびiPod shuffleの各モデルを含みます。iTunesソフトウェアとiTunesオンラインミュージックストアと共に、iPodは何千万もの音楽ファンが音楽を手に入れ、管理し、鑑賞する方法を変えました。
「iPodがここまで成功したのは、ひとえに世界中の音楽を愛する皆さんのおかげです。この歴史的な到達点に来られたことを、改めて皆様に感謝したいと思います。iPodは世界中で多くの人々が再び音楽に情熱を傾けるきっかけとなりました。アップルがそのことに関われたことを、とても嬉しく思います。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
「iPodが登場する前はいったいどうやって音楽を聴いていたのか思い出せないくらいです。iPodは単にミュージックプレーヤーであるだけでなく、それを持つ人の個性の一部であり、好きな音楽をどこにでも連れて行ける、とても素晴らしい方法です。」と語るのは、グラミー賞受賞歌手のMary J.Blige氏です。
また、グラミー賞を受賞したシンガー・ソングライターであり、ギタリストでもあるJohn Mayer氏は、次のように述べています。「iPodがなかったら、デジタルミュージックの時代は曲やアルバムではなく、ファイルやフォルダといったもので定義されてしまっていたでしょう。音楽の媒体こそ変わりましたが、iPodのエクスペリエンスは、音楽を愛するということの変わらない意味を伝えてくれるものです。」
iPodはまた、ファッショナブルなケースからスピーカーシステムにいたるまで4,000種類以上のiPod専用アクセサリーを生み出すという、かつてないエコシステムをもたらしました。現在では米国で販売される2007年モデルの自動車の70%以上がiPodに対応しています。
「私は、どこに行くときでもランニングシューズとiPodを持っていきます。走るときは音楽を聴いています。自分の好きな音楽がいつでも聴けると、本当にやる気が出てきます。」と語るのは、ツール・ド・フランスで7度チャンピオンに輝いたLance Armstrong氏です。
すべてのiPodはiTunes 7とシームレスに連携します。iTunes Store(www.itunes.com)は、500万曲以上の楽曲、350本のテレビ番組、そして400本以上の映画を含む世界最大のカタログを提供しています*。iTunes Storeは、これまでに25億曲以上の楽曲、5,000万本以上のテレビ番組、そして、130万本以上の映画を販売し、世界で最も人気のあるオンラインミュージック、TVそしてムービーストアとなっています。
※文中にあるiTunes Storeで販売されるコンテンツの情報は、米国における状況を表しています。日本では、200万曲以上の楽曲を提供しています。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。数々の賞に輝く革新的なコンピュータ、Mac OS Xオペレーティングシステム、iLifeデジタルライフスタイル・アプリケーション、そしてプロ向けの各種アプリケーションで業界をリードし続けています。これに加えてアップルは、ポータブルミュージックおよびビデオプレーヤーのiPodと、オンラインのiTunes Storeにより、デジタルメディアの分野でも先頭に立ってその革命を推し進め、さらに本年、革新的なiPhoneによって携帯電話市場にも参入します。
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