2007年04月09日
新商品開発!!『猪カレー』
飯舘村発の『猪カレー』がネットで買える!
福島県あぶくま山系は、昔から猪の被害を受けていました。
猪から言わせると自分の生活圏に入り込んで来たのは人間なのに?
いつの日からか!猪は、獣害として有害駆除されるようになってしまいました。
今年の干支(えと)は「猪突猛進」の言葉の通り脇目も振らず野山を一気に突き進む猪(イノシシ)です。
福島県相馬郡飯舘村に萩の里猪飼育センターがあります。
センターの方にお話を伺うと野生の猪は、農作物を荒らし有害駆除で捕獲されます。
大型の猪は、ハンターや関係者により「ぼたん鍋」になります。(笑)
まだ成長していない子供の猪を繁殖させ、2、3歳になるまでは、村内2ヶ所で放し飼いにして育てられています。
現在は約40頭ぐらいが野山を走り回って成長しています。
猪の肉はカルシウムやビタミンB1が豊富とされ、人気があり県内はもとより関東方面にも出荷しております。
猪の肉は「ぼたん肉」と言われ珍重されていますが、冬篭りの為体内脂肪を溜め込むこの時期が一番脂が
のって美味しいそうです。4月からは、「ぼたん肉」の販売は致しません。
この時期、販売できる商品開発が出来ないものでしょうか?との話に「新商品開発」が始まりました。
有害駆除や交通事故等によって捕獲された猪肉を使った猪カレーは販売されていますが、自然の状態で
飼育され肉になったものは希少価値があり「飯舘村独自の「猪カレー」を全国に発信したい」との強い
要望があり、商品開発を始めました。
当店を通じインターネットで全国販売を計画しています。
早速試作品の製作をし基本の味を決めます。
「もう少し辛味を出して、カレーにとろみを出そう」「猪の肉の味を出そう」と4回試作品を作りました。
そして出来上がった猪カレーです。
味は、大変まろやかで美味しく。
肉は柔らかくとろけるようです。
ピリッと辛味も効いて絶品な出来栄えです。!
では、販売する時にどんなラベルを?・・・箱の見本作りです。
箱は、萩の里猪飼育センターにちなんで萩をベースに猪のイラストを入れる事になりました。
箱のデザイン製作は、地元の箱専門企業に委託して作って頂きました。
猪カレーの商品化の活動を始めた同時期に飯館村「村内ベンチャー企業創出支援事業費」に申請を致しました。
※ 「村内ベンチャー企業創出支援事業費」とは
「村は、創造的な事業活動を行おうとする者の創業を促進するため、予算の定めるところにより、
村内において新たに事業を開始しようとする創業者等に対し、飯館村ベンチャー企業創出支援事業費補助金
(以下「補助金」という。)を交付するものとする」とあります。
この支援事業は、新しく事業を立ち上げる為の経費、開発費の50%を支援する事業です。
おかげ様でこの『猪カレー』も3月20日付けで補助金の交付が決定されました。
この『猪カレー』が飯舘村の特産品となり地域起こしの起爆剤になる事を願います。
当店では新商品を開発したい、何かブランド化をしたいと考えている個人、団体、企業の方々に新商品開発の提案をし、
一緒に商品開発をして参ります。
今回も『猪カレー』の表示について、ご指導頂きました福島県相双保険福祉事務所の担当者の方々にお礼申し上げます。
◆ 話題の『猪カレー』
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トータル・ヘルシー郡山
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福島県郡山市安積町長久保3-11-5-205
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E-mail genki@titan.ocn.ne.jp
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