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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2007'05.09.Wed
【ヨシダカマガサコ】 ケータイP2Pフレームワーク 「Spear 2.0」「SpearMulti 2.0」 を販売開始
2007年05月08日

【報道関係各位】 プレスリリース

ヨシダカマガサコ、ケータイP2Pフレームワーク
「Spear 2.0」および「Spear Multi 2.0」を販売開始

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 株式会社吉田鎌ヶ迫(代表取締役社長:吉田将人、以下ヨシダカマガサコ)は
新機能等を追加するバージョンアップを行った、ケータイP2Pフレームワーク
「Spear 2.0 (スピア)」および「Spear Multi 2.0 (スピアマルチ)」を
2007年5月8日より販売開始しました。

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【 バージョンアップ 概要 】
今回のバージョンアップでは、メモリ管理・データベース接続の効率化および、通信時のオーバーヘッド削減により動作の高速化と安定性の向上を実現し、マッチングサーバを複数台連携して運用できるようにしたことでサーバの負荷分散と信頼性向上をはかりました。
また、最新版のOracleデータベースサーバに対応したことにより、より多くのプラットフォームで動作させることができるようになりました。 さらに、KDDIの事前検証項目で必要な機能を「Spear」側で提供することによりアプリケーション開発者の手間を軽減します。

ヨシダカマガサコの代表取締役社長、吉田将人は「弊社は創業当初より全精力をSpearに注ぎ込んでおり、“ケータイ+P2P”に関する技術力およびビジネスノウハウの蓄積は日本のみでなく世界においてもトップクラスにあるものと確信しております。今回のバージョンアップはお客様から頂いた全てのご要望に対応することに成功したものであり、大変嬉しく思っております。今後もお客様の声に真摯に耳を傾け、最高のご満足をご提供できるよう改善を続けて参りたいと思います。」と述べています。

バージョンアップの主な点は、以下のとおりです。

1. メモリ管理の効率化  
P2P通信処理に最適化した独自のヒープメモリ管理機構を搭載することにより、メモリアロケーションの処理時間を100~200%高速化し、メモリ利用効率を20%アップしました。また、アプリケーション側でSpearに割り当てるメモリを指定することが可能になりました。

2. KDDI事前検証対応
各検証項目に対応したサポート機能を提供することにより、アプリケーション開発者様の手間を軽減します。
(サスペンド・レジューム時のリソース開放・再開機能、および端末が圏外へ移動した場合の通知機能)

3. Oracleに対応
マッチングサーバがOracle Database 10g に対応しました。

4. マッチングサーバ負荷分散
複数台でマッチングサーバを構成することによる負荷分散および冗長化が可能になりました。
(Spearのみ。Spear Multiは前バージョンで対応済み。)

5. マッチングサーバお知らせ機能
マッチング時にサーバからクライアントへ、任意のメッセージを送信できるようになりました。

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【 ヨシダカマガサコ 「 SPEAR 」概要 】

 ヨシダカマガサコが独自開発した「Spear」は、ケータイ上でのP2Pによる高速リアルタイム通信を世界で初めて実現したケータイ用P2Pフレームワークで、現在はKDDIのBREWケータイに対応しています。この「Spear」を利用することにより、今までコンテンツ・プロバイダ様が困難だったケータイでのリアルタイム・オンライン対戦ゲームや革新的なケータイ・オンライン・アプリケーションの開発が可能になりました。

また、1対1のケータイP2P通信を実現した「Spear」の上位版である「Spear Multi」は、世界初の多人数対応ケータイP2Pフレームワークで、接続台数を1~∞※台まで拡張可能な構造となっています。「Spear Multi」では通信機能が制限されたネットワークでも複数人で快適な通信ができるように、弊社独自のトポロジ(特許申請済み)を考案し開発しました。

「Spear」に関する要素技術につきまして、ヨシダカマガサコは平成18年12月15日付けで特許を取得しております。 ( 特許第3892031号、 発明の名称 「ピアツーピア通信装置及びコンピュータ・プログラム」 )
「Spear Multi」 に関する要素技術についても2件の特許を出願中です。( 特願 2006-297788 および 特願 2006-297791 )

※ 実際に接続可能な台数は端末の性能等に依存します。


● 「Spear」を利用する主なメリットは以下のようになります。
 【エンドユーザ様にとって】
・「Spear」のP2P通信ではサーバを介さずケータイ同士が直接通信するため、従来の通信コンテンツに比べ圧倒的に速いレスポンスタイムを享受できます。
(「Spear」の端末間の通信スピードは約0.1秒です)

 【コンテンツ・プロバイダ様にとって】
・従来の通信コンテンツ開発に必須であったサーバ部分の開発を省略し、開発工数、開発期間、開発費用を削減できます。
・通信用サーバ運用に関するアウトソーシング費用やトラブル対応などの物理的・心理的コストを削減できます。


■ 株式会社吉田鎌ヶ迫について
吉田将人と鎌ヶ迫正俊によって2004年4月に設立された研究開発型ベンチャー。創業以前より
ケータイ用P2Pフレームワーク 「Spear(スピア)」 の研究開発を開始し、世界で初めて実用化に成功した。
http://www.yoshidakamagasako.com/

■ 本リリースに関するお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部  岩切梨栄 (いわきり りえ)
TEL:03-3237-6990  FAX:03-3237-6990
E-Mail: press@yoshidakamagasako.com


※Spearは、株式会社吉田鎌ヶ迫の日本国における登録商標です。
※BREWおよびBREWに関連する商標は、Qualcomm社の商標または登録商標です。

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