2007年04月02日 ~プロダクト・ライフサイクルに合わせた電源ソリューションの充実~ 世界最大級のテクノロジー・ディストリビューターである米国アヴネット社(本社:米国アリゾナ州、NYSE:AVT)の日本法人であるアヴネット ジャパン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長トム マッカートニー、以下 アヴネット ジャパン)は、エリクソン・パワーモジュールズ株式会社(本社:スウェーデン、以下エリクソン・パワーモジュールズ)と日本での販売代理店契約を締結し、本日(2007年4月2日付)より、同社のDC/DCパワーモジュール製品の販売を開始することをお知らせいたします。 エリクソン・パワーモジュールズは、モバイル・システムおよびブロードバンド・インターネット・コミュニケーションの世界的なリーダーであるエリクソン社のグループ企業として2002年に設立されました。同社は近年需要が高まる分散電源供給方式の世界的先駆者であり、エリクソン社に電源モジュール事業が設立されて以来20年以上にわたり、分散電源アーキテクチャーを適用したシステム・パワーソリューションを展開してきました。その豊富な経験と専門的な知識を生かし、P.O.L.A. (Point Of Load Alliance)をはじめとする業界連合と伴に電源に関わる業界標準規格の浸透に貢献してきた実績もあります。また同社のパワーソリューションは、グループ内の通信事業を母体とした最先端の技術情報を生かし、優れたパッケージングと、高い交換効率、全数バーンインテスト実施の高い信頼性により、お客様の設計・開発にかかる時間を短縮し、更に部品管理や納期に関わるコスト効率を高め、高い品質を保証します。また製品用途は、無線基地局、スイッチ/ルーターなどの通信機器を中心に航空電子工学機器、コンピューター機器、産業機器、軍事機器において実績があります。 今回の契約締結、また販売開始に伴い、アヴネット ジャパンの取締役副社長河端敬一氏は、「これまでの個別部品による販売に加えて、アプリケーションの多機能化により益々高まる小型大容量/高変換効率/高信頼性などの市場ニーズに対し、機能集積・最適化されたパワーモジュールの販売を行うことで、お客様の製品ライフサイクルに合わせた電源ソリューションの提案が可能になります。中でもPOL(Point-of-Load)製品は、FPGAの拡販時に相性が良く、それはコア製品に周辺部品を追加した設計・開発ソリューションをお客様に提供していく、という当社の基本戦略とも合致していますし、更に電源ソリューションを充実させていくことができると考えています」 と語っています。 エリクソン・パワーモジュールズの日本市場の統括マネージャである上野雅春氏は「当社は日本市場において、これまで大手の通信機器メーカーに多くの実績があります。今回のアヴネットジャパンとの契約により、今後、新たに医療機器、産業機器、航空電子工学機器などへも参入していきたい」と語っています。 アヴネット ジャパンについて アヴネット ジャパンは、米国アリゾナ州フェニックスに本拠地を置くアヴネット(NYSE:AVT)の日本法人で、エレクトロニクス マーケティング グループの一員です。アヴネット ジャパンは、エレクトロニクス産業において設計業務を伴う技術サポートと半導体・電子部品の販売を中心にビジネスを展開しています。アヴネット ジャパンではデザインチェーンとサプライチェーンを通じ、製品コンセプト段階から量産段階まで一貫して支援する体制をとっています。詳しい情報はhttp://www.avnet.co.jpをご覧下さい。 エリクソン・パワーモジュールズについて エリクソン・パワーモジュールズは、分散電源用の世界有数のDC/DC 電源モジュールメーカーであり、そのグローバルデザイン、開発、製造、営業ネットワークを活用し、高いパフォーマンスによってお客様の要求にお答えする電源メーカーです。エリクソンは、モバイル・インターネットおよびブロードバンド・インターネット・コミュニケーションの将来を最先端技術で築くリーディング・カンパニーです。世界140カ国以上で画期的なソリューションを提供し、世界でも有力な通信企業を支えています。エリクソン・パワーモジュールズに関する情報はhttp://www.ericsson.com/campaign/powermodules/hp/Power_Modules_pa.htmlをご覧ください。 このプレスリリースに関するお問い合わせ先: |