株式会社インテック
従来型EDIにインターネットEDI機能を追加
トータルEDIシステム「EDIServ」がAS2に対応
株式会社インテック(本社:富山市、代表取締役執行役員社長:宮地 秀明、以下 インテック)は、トータルEDIシステム「EDIServ(エディサーブ)」のオプション機能として、通信ソフトウェア「AS2 Connector」を開発しました。「AS2 Connector」は、インターネットEDIの通信手順として国際標準になりつつある「EDIINT AS2*1」に準拠しており、「EDIServ」と組み合わせることで、インターネットでの安全なデータ交換を可能にします。今月15日から販売を開始します。
EDI(Electronic Data Interchange)は、商品の受発注や決済など商取引に関するデータを標準化し電子的に交換する仕組みのことで、大幅な省力化を目的に主に流通業界などで利用が進んでいます。
データを交換する際の手順や規約を定めたものが通信手順であり、日本国内のEDIでは長年、公衆回線を利用したJCA手順、全銀手順等が使われてきました。
しかし、インターネットが普及するのに伴い、今後、インターネットを活用した次世代EDIの導入が進むものと見込まれています。「EDIINT AS2」は、欧米では大手流通業、消費財製造業等で広く採用されており、インターネットEDIの標準的な通信手順となりつつあります。
国内でも海外企業とのEDIで採用されているほか、日用品化粧品業界EDIネットワーク運営会社のプラネットが8月よりEDIINT AS2に対応したインターネットEDIサービス「SMOOTHEDI」を開始するなど、ニーズが急速に高まっています。
インテックの「EDIServ」は、EDIに必要な機能をすべて搭載したトータルEDIパッケージで、1997年9月の発売以来、約300ライセンスの出荷実績があります。今回、「EDIINT AS2」へのニーズに対応し、オプション機能「AS2 Connector」を開発しました。
すでに「EDIServ」を導入されているお客さまは、「AS2 Connector」を追加するだけで、全銀手順やJCA手順など従来型EDIの機能に加え、「EDIINT AS2」に準拠したインターネットEDIの機能が利用できるようになります。充実した運用管理機能はそのまま使えるため、運用負荷を増やすことなく、インターネットで安全なデータ交換が可能になります。
インテックは、インターネットとXMLを活用した次世代EDIの普及と市場拡大を推進しています。EDIServのほか、インターネット活用に特化したEDI用通信ソフトウェア「B-ixServ(ビックスサーブ)」の提供も行っており、幅広いラインアップの中から、お客さまは業務に応じて柔軟にEDIを導入することができます。
また、インテックはEDIINT AS2の利用に必要な暗号化技術や電子署名等の認証基盤として、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス/ピーケイアイプラス)」を展開しており、EDIシステムの構築をトータルに提供してまいります。
*1 「EDIINT AS2」:
Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability
Statement 2。
IETF(インターネット技術の標準化組織)で提案されたインターネットEDI標準
規格。RFC4130として公開されている。
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TEL : (03)5665-5026
FAX : (03)5665-5099
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