システムズユニオン株式会社
2005年03月10日
システムズユニオン、パフォーマンス・マネジメント製品を市場投入
統合業務およびパフォーマンス・マネジメントのパッケージベンダー、システムズユニオン株式会社（本社：英国、日本法人：東京都千代田区、代表：竹田謙二、以下システムズユニオン）は、財務会計から管理会計までを実現する「SunSystems（サンシステム）」に加えて、2005年より、企業の業績を管理する「パフォーマンス・マネジメント」製品ラインを新たに市場投入することを発表しました。
システムズユニオンは、世界73カ国をカバーする46直営オフィスとパートナー企業500社で、次の３つの製品ラインを販売します。全製品をトータルで提供し総合的なソリューション展開を目指す一方で、各製品を個別でも販売していくことを決定しました。
１）ファイナンシャル・マネジメント「SunSystems（サンシステム）」
会計を中心とした統合業務システム
２）レポーティング「Vision（ビジョン）」
あらゆるアプリケーション（レガシーシステムおよびERPパッケージ）からビジネス情報を抽出・加工・分析するレポーティングツール
３）パフォーマンス・マネジメント「MIS DecisionWare（エムアイエス ディシジョンウェア）」
データウェアハウス（DWH）を備え、バランスド・スコアカード（BSC）、連結、子会社管理、予算管理、業績予測、リスク管理等、パフォーマンス・マネジメント（PM）を実現する製品
システムズユニオン株式会社 代表取締役社長の竹田謙二は、「いま欧米ではコーポレート・パフォーマンス・マネジメント（CPM）の導入に取り組む企業が増えています。ERP導入などで、これまで多額の投資を行って整備・蓄積してきたビジネスデータをいよいよ活用しようという段階に入ってきたと感じています。業績評価指標（KPI）に照らして自社の業績を継続的に測定・評価・モニタリングし、経営の精度とスピードを高めていこうという考え方ですが、経営者がステークホルダーに対する情報開示の責任（アカウンタビリティ）を果たすという意味でも重要なことです。
日本市場には既に多くのビジネス・インテリジェンス（BI）専業ベンダーがいますが、当社が提供するパフォーマンス・マネジメントの強みは、“会計システム”とのデータ整合性をあらかじめ保証しているという点にあります。パフォーマンス・マネジメントでは、プラットフォームの異なるシステムからデータを抽出し一貫性をもたせて統合することが前提となりますが、業績評価のキーとなる会計データの正確性が保証されなければ、信頼に足るデータを得ることは不可能だからです」とコメントしました。
中堅クラスのパッケージベンダーにおいて“会計”と“パフォーマンス・マネジメント”の両方を備えているケースは世界でも珍しく、システムズユニオンの市場におけるポジショニングは非常にユニークなものとなりました。今回の製品ライン改革を機に、この特性を反映してロゴを一新しました。竹田は「今年は日本法人にとって設立10周年という節目の年でもあります。今回の新製品投入によって、お客様のより幅広いニーズにお応えしていけるものと確信しております」と付け加えました。
＜この件に関するお問合せ先＞
システムズユニオン株式会社 マーケティング部 柳ヶ水 （やながみず）
TEL : 03-3264-9054 FAX : 03-3264-9070 e-mail : yuko_yanagamizu@systemsunion.com
Homepage : (日本語) http://www.jp.sunsystems.com/