テレビ共同受信設備デジタル設備工事 2007年05月25日

テレビ共同受信設備デジタル設備工事

2007年05月25日 地上デジタルやＢＳデジタル、ＣＳデジタルなどのデジタル放送工事で重要なことは、館内の同軸ケーブルが使用可能かどうかということです。この調査を伝送テストといいます。主にマンションの館内に使用されている同軸ケーブルには３種類あります。５Ｃ－２Ｖ（衛星未対応）と５Ｃ－ＦＥ（衛星準対応）、５Ｃ－ＦＢ（衛星対応／正確にはＳ－５Ｃ－ＦＢが衛星対応で、５Ｃ－ＦＢは７７０MHzまで保障されている）です。但し、５Ｃ－２Ｖだからといってあきらめてはいけません。５Ｃ－２Ｖは良いケーブルもあれば駄目なケーブルもあるのです。また、５Ｃ－ＦＥや５Ｃ－ＦＢも使用年数や状態によっては増幅器の台数も何台にしていいのか調べたら良いのか調べるため、伝送テストをする場合もあります。伝送テストにより、館内の同軸ケーブルの性能がわかれば、どう設計したらよいか、わかってきます。または、工事した後に「追加工事が必要です」と増幅器の台数を増やすことにはならないでしょう。弊社は、見積でいきなり外配線を提案することはありません。