ノートパソコン用バッテリーパックのリフレッシュサービスを手掛ける株式会社ベイサン(本社:横浜市港北区、代表取締役:矢野智久、以下ベイサン)は、2007年3月、バッテリーリフレッシュサービスを利用したユーザを対象に、「バッテリーリフレッシュに関するアンケート」を実施した。今回の調査では、バッテリーリフレッシュサービス選択の理由を尋ねた。
バッテリーリフレッシュサービスを選んだ理由としては、「古いパソコンでも使いたいから」が30%でトップ。価格が26%で2位、バッテリーリフレッシュの特徴でもある「容量アップ」が19%で3位をマークした。1位の「古いパソコンでも使いたい」と関連性があるが、「メーカ販売中止」が10%で4位。個人でのバッテリー廃棄と消耗品のバッテリーに比べ本体は使えるにも関わらずバッテリー生産が早期終了する場合が多いことで古いパソコンを活用するユーザが多いことが分かった。「環境に優しいサービスだから」も11%の高い比率の選びポイントになっている。
その他、「PCメーカは古いバッテリーを販売だから」「どういうものか、試してみたかった」、特にAppleユーザの場合愛用しているPCの色と新品のバッテリーの色の差を気にしてバッテリーリフレッシュサービスを選んだユーザもいた。
「バッテリーリフレッシュはどこでお知りになりましたか?」という質問に対しては圧倒的にウェブ検索が69%でトップ。その他、雑誌によるバッテリー特集記事での紹介が16%で2位、家族・知人の紹介が6%で3位だった。
ウェブ検索の場合、検索エンジンの比率では「Google」が54%でトップ、Yahooが35%で2位、MSNが5%で3位をマークした。特にPCに詳しいユーザの利用率が多いGoolgeからの利用が多かった点は興味深い結果だった。
バッテリーリフレッシュサービスの満足度の調査結果では「満足」が63%、「大満足」が26%、「普通」が9%、「満足してない」が4%をマークした。全体的に満足の比率が多いが普通と満足してないユーザの多くはリフレッシュ不可、残量表示の不具合、納期などが理由だった。
今回のバッテリーリフレッシュの調査結果により、多くのユーザが旧モデルの再利用と環境意識が高いこと、PCに詳しいユーザの利用率が高いことが分かった。
サービスの改善点として納期・価格の調整などの課題があるが、今後もバッテリーリフレッシュのニーズは期待出来るものと思われる。