2007年06月15日 医療法人 栄城会のホームページが完成いたしました。当施設は、365日休みなく診察しております。足利フラワーパークから車で10分の場所にあります。観光で足利に来られた場合も安心してご来院ください。 常見町クリニックは、平成3年6月3日に開院致しました。 このように多くの患者さんたちによって私達は生かされ、育てられてそしてその結果大きく成長することが出来ました。いつも感謝の気持ちで一杯です。 開院当初を少し振り返ってみますと、地域への医学知識の啓蒙という観点から、定期的に仕事を終えた後、医学講演会を開催していました。近所の方々が大勢押しかけ、中にはシルバーカーを押して出席されたりして昼間の外来数よりはるかに多い人達で待合室が溢れ返っていました。 開院して数ヶ月は未だ時間を持て余すことが多く、診察室の机に着いて患者さんが来院するのをひたすら待ち続ける時期がありました。そんなある日の午後いつものように診察室の机に着いてじっと患者さんを待ちながら医学書を読みふけっていると、職員の1人が背後からそっと小さなメモを机の上に置いていきました。 しばらくてそのメモを開いてみますと、「私たちも一生懸命応援しますから私たちのために頑張ってください。」毎日張りつめていた緊張の糸が僅かに緩んだ一瞬でした。そして職員のためにも頑張らねばと決意を新たにし、ここまで邁進し続けてきました。 常見町クリニックは開院して1か月たってから入院が始まり、手術を行なうようになりました。 特に、胆石の患者さんは千葉、埼玉、群馬県と遠方から来院され少しずつ仕事量が増えていきました。 手術の前日には必ず患者さんと家族の方々に、手術のお話をいろいろ細く説明していますが、患者さんの中には「先生に手術をして貰うだけで本望です。たとえ手術中に何が起きても何も悔いはありません。」と言っていただける方もあり、外科医として大学病院時代にも聞いたことのない最高の賛辞を頂くことがありました。 ここで開業して本当によかったとつくづく感じています。また、開院3ヶ月頃に、ある女性の高齢者の患者さんが、ポツリと「足があれば毎日でも通院できるのに、年寄りはタクシーに嫌われるんですよ。乗車距離は短く、乗り降りに時間がかかるためです。」とため息まじりに言われたことがきっかけで、職員の車で送り迎えをするようになりました。 それが今では、送迎は当たり前になってしまいました。そして、栃木県でも早い時期にデイケアを取り入れ高齢者の方々に大好評で、最初馴染めなかったデイケアの言葉が診察室で飛び交うまでに時間はかかりませんでした。 こんなに元気な高齢者の患者さんがここに居ていいのだろうかと、常見町クリニックの患者さんは、皆元気でいいという評判は私の自慢です。
西に、車で5分のところに足利警察署があります。 お分かりになりにくい場合は、いつでも下記電話番号のいずれかにお問い合わせください。
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