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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'10.12.Sat
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2007'04.10.Tue
「にっぽん丸」が約5年半 連続で日本船第1位
米国公衆衛生局(USPH)の船舶衛生検査で高得点を獲得

- 世界最高水準の衛生管理の証明 -

商船三井客船株式会社(代表取締役社長:日野 乾太郎)の運航する外航客船「にっぽん丸」は、世界で最も厳しいとされるアメリカ公衆衛生局(US Public Health Service, 略称USPH)の船舶衛生検査において、約5年半連続で日本船第1位の高得点を獲得、船内の食事、飲料水、清掃などの衛生管理が日本最高の水準にあることがアメリカ政府によって証明されましたので、お知らせ致します。
これは、当局のホームページ(http//www2.cdc.gov/nceh/vsp/vspmain.asp)で発表されたデータにより明らかになったもので、年末年始の「ニューイヤー グアム・サイパンクルーズ」の途中のグアムで昨年12月31日に実施された「にっぽん丸」の船舶衛生検査の評価点(100点満点)が、世界の他の客船の得点とともに公開されています。本船は以下の通り、1999年から2004年にかけ約5年半の間連続で日本船第1位にランクされました。
1999年 7月:98点 (日本船1位)
2000年 6月:99点 (日本船1位)
2000年12月:99点 (日本船1位)
2001年 3月:99点 (日本船1位)
2002年 4月:96点 (日本船1位)
2003年 7月:98点 (日本船1位)
2003年12月:97点 (日本船1位)
2004年12月:97点 (日本船1位)← 今回です
※98点を獲得した1999年と、99点を獲得した2000年には、世界の客船で年間第4位と、世界的にも上位にランクインしました。
また、カナダ政府がUSPHと同じ基準で行う検査でも、2002年6月、2003年6月、それぞれ100点満点を獲得しています。さらに、本船は現在 内閣府主催の「世界青年の船」で航海中ですが、今月1日にオーストラリアの公衆衛生局による衛生検査が実施され、その結果98点の高得点を得ています。検査官は、船齢が14年以上経っているとは思えないほど、きれいな厨房やパントリーなどのフード・エリアである、とコメントをしてくれました。(USPH検査の詳細及び他の客船の得点は、添付資料及び当局のホームページをご参照下さい)
以   上

●一般のお客様: 商船三井客船 クルーズデスク フリーダイヤル 0120-791-211
●報道関係者 : 商船三井客船 営業企画部 広告宣伝グループ (川崎・早川)
Tel. 03-5114-5070
      Fax. 03-5114-5270
●ホームページ: http://www.mopas.co.jp/

<< 参考資料 >> USPHの船舶衛生検査について
(1)USPHの船舶衛生検査の意義
 米国公衆衛生局(US Public Health Service、略称USPH)は、海外から合衆国の港に寄港する客船の衛生検査を実施する権限を有し、この検査は伝染病の侵入/拡大/伝播をもたらす害虫/汚染された食品/水/その他非衛生な状態の存在を確認するために実施されます。
また利用者保護の観点から客船が実現可能な高い衛生水準を満たすことを確実にするために、到達すべき衛生基準を明確に示した上で、検査を実施しています。
 したがってUSPHによる検査の高得点を取ることは、船内が理想的な衛生水準にあることを 米国政府が認定したことを意味します。
 注意すべきことは、法的な観点から言えば、米国水域に寄港しない客船はUSPHの検査を受ける必要はありませんし、それぞれの船の船籍国の持つ衛生基準を満たしておればよいという点です。
 またUSPHの検査で低い点であったから、その船の衛生状態が悪いとは一概には言えません。たとえば、日本の寿司屋では素手でにぎりますが、USPHの基準では許されません。衛生基準には、このように文化的な側面もあるからです。
 しかしその一方で、USPHの検査を受けた客船は 非常に高水準な衛生基準に基づいた検査結果が客観的な「得点」という形で表され、それを利用者である船客が比較できるという点に注目すべきでしょう。この点で、一種の客船ランキング、あるいは「格付け」ということが言えるでしょう。
(2)検査の実施
 検査は無通告で年2回実施され、86点以上の合格点に達しないと勧告に従った改善を実施した後再検査が行われます。 2003年1月、クィーンエリザベス2世号が85点で不合格となり再検査を受けたことは一部でニュースになりました。
(3)衛生基準
 衛生基準はVessel Sanitation Progaram Operations Manualに定められていますが、その内容は飲料水の水質管理と設備、食材管理と保管設備、調理作業と設備、供食作業と設備、病害虫管理と設備等多岐にわたって詳細に記述されています。
 これを満たすには単に船内設備を整えるだけではなく、常日頃からの乗組員の衛生意識や訓練など、高度な衛生管理運用があって初めて達成されるものです。
 さらに2002年以降は、あらたに適用開始となった2000年版基準に基づいて行われ、それ以前よりも更に厳しい査定がされています。
公開されている検査結果で100点満点を獲得している船は全て船齢の若い船で、この検査において高得点を取ることを目標に最初から設計建造された船であることが、このことの証明でもあります。にっぽん丸のような船齢で高得点を連続して得ていることは、ほぼこれらの船と同水準の世界トップクラスであると言ってよいのではないでしょうか。
(4)検査結果の公開
 USPH・CDCは、利用者保護の観点から衛生水準の高度維持を図るため、利用者による淘汰選別を目的としてこれらの検査点数及び検査レポートをインターネットで公開しています。
(当局のホームページアドレス     http://www2.cdc.gov/nceh/vsp/vspmain.asp


資料: にっぽん丸 の概要
毎年世界一周クルーズや日本一周クルーズ、東北夏祭りクルーズなど、各種人気クルーズを実施している日本を代表する外航客船で、紀宮様の支綱ご切断により1990年3月に進水しました。
2001年から3回にわたるリニューアルを行って、客室を含む船内の主な箇所は完全に新しくなっており、その意味で日本で最もフレッシュな客船と言うことができます。
全天候型の開閉式プール・2層吹き抜けのホール・展望大浴場・全室DVDプレーヤー完備の客室などが特徴。食事の美味しさ、クルーズ毎に変わるオリジナリティに富む船内イベントなど、『おもてなしの心』の伝統が息づくサービスが好評です。また2002年10月、小学館の雑誌「サライ」が主催するサライ世代(熟年)に優しい商品を読者投票によって選定する第1回サライ大賞において、「にっぽん丸ウエルネスクルーズ」が「サービス・その他」部門で受賞するなど、新しいクルーズのあり方への取り組みが一般の方々に評価されています。
同時に、世界で最も厳しいといわれるアメリカ公衆衛生局(略称=USPH)の検査で、日本船最高得点を獲得し続けており、日本で最も衛生的な船であることが世界的に証明されています。更に2003年9月には、環境保全に関する国際規格(ISO14001)の認証も取得しました。
「にっぽん丸」と言う船名は現在の船が三代目で、1973年に日本で初めて世界一周クルーズを実施した初代「にっぽん丸」から引き継いでいます。代々の「にっぽん丸」は日本政府の実施する青年の船事業にも使用されてきました。名実ともに日本を代表する客船と言えます。
なお2006年4月には、この船の7度目となる世界一周クルーズを実施します。

主要目: 総トン数 21,903トン 船客定員 184室 368名(ツイン)/532名(最大)
  全長   166.6m 乗組員数 約190名
  全幅   24m 巡航速力 18ノット
竣工  1990年

関連URL:http://www.mopas.co.jp/

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