2006年12月26日
報道関係各位
2006年12月26日
株式会社ナノプロ MRR事業部
http://www.marketing-research.jp/
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ナノプロMRR事業部、
「端末メーカ各社の海外動向-2006年度上期-」を販売開始
~撤退や事業規模縮小が続くも中国・欧州市場へ3G端末で再参入~
詳細はこちら⇒ http://www.marketing-research.jp/page/000199.html
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■概要■
IT、情報通信市場の調査レポート販売サイトMRR(運営会社:株式会社ナノプ
ロ 代表取締役 森田裕行)は、携帯市場のレポートで定評のあるエムレポー
トが制作した「端末メーカ各社の海外動向-2006年度上期-」の販売を開始し
ました。
詳細はこちら⇒ http://www.marketing-research.jp/page/000199.html
■■資料概要■■
◆2.5G端末での撤退進むも3G端末で中国市場へ再参入
中国市場向け展開では、日本電気(NEC)が中国市場向け携帯電話端末事業を
大幅縮小しました。前期に低価格帯から高機能端末へ特化する方針転換を実施
したものの、2007年初めには中国市場での携帯電話端末生産を停止する計画で
す。ただ、NECは開始が見込まれる3Gサービス向けに対応端末の開発を進める
方針で、3G端末端末での再起を図ります。また、2003年に中国2G端末市場から
撤退したシャープも、2007年には3G端末で再参入する計画です。
◆にわかに米国が中国や欧州市場よりも盛ん
米国市場向け展開では、シャープが2006年7月に米T-Mobile USA向けワイヤレ
スPDA「PV200」の販売を開始しました。販売開始初日には行列ができるなど注
目を集めています。また、10月にはカシオ日立モバイルコミュニケーションズ
が米Verizon Wireless向けに、タフネス・ケータイ「G'zOne TYPE-V」の供給
を開始しました。一方、6月にはNokiaが三洋電機との合弁会社設立計画撤回を
発表しました。また、これまで収益改善が課題であった京セラの北米子会社で
ある米Kyocera Wireless Corporationが第2四半期に黒字化達成に成功してい
ます。
◆普及期に差しかかる3G端末で欧州市場を攻略
欧州市場向け展開では、シャープや日本電気(NEC)の動きが活発です。シャ
ープが2006年6月から欧州市場で海外市場向け専用3G端末の販売を開始してい
ます。これまでシャープは海外市場向けにも国内と同一仕様の携帯電話端末を
販売しており、今後はカメラ画素数を減らすなど端末価格を下げることで
Nokiaや米Motorolaなどに対抗します。一方、NECも2007年から欧州市場向け端
末供給を再拡大する計画です。欧州市場では2007年から3Gサービスが主流にな
る見通しで、今後は海外市場向けにHSDPA方式などの3.5G端末に注力していき
ます。
■■キーワード■■
◆3G端末で再起を図る中国市場!!
これまで中国市場では2G端末で苦汁を飲んだものの、NECやシャープが2007年
以降に3G端末で再参入を図ります。
◆三洋ノキア設立が頓挫した米国市場!!
三洋電機とNokiaが2006年6月に、CDMA方式端末事業における三洋ノキアモバイ
ルデバイシス設立計画の撤回を発表しました。
◆3G端末でシェア獲得を狙う欧州市場!!
シャープが2006年6月から欧州市場で海外市場向け専用3G端末の販売を開始し、
NECも2007年から欧州市場向け3G端末供給を再拡大する計画です。
■■国内外出荷台数推移と予測(2002~2006年度)■■
◆通期海外出荷は3,000万台を割る可能性大
2006年度上期における海外市場向け携帯電話端末の出荷台数については、さら
に数値を公表する端末メーカが減少しました。これまでシャープや日本電気
(NEC)、三菱電機の3社が数値を公表していましたが、三菱電機が海外市場から
撤退し、NECも具体的な数値の公表を控えています。三洋電機についても、通
期予測からの国内出荷台数を差し引いたものであり、上期中は主力の北米市場
で販売不振であったため、通期予測の800万台に影響を及ぼす可能性も高いで
す。
■■目次/図表■■
要約
キーワード
1.市場概況
2.5G端末での撤退進むも3G端末で中国市場へ再参入
にわかに米国が中国や欧州市場よりも盛ん
普及期に差しかかる3G端末で欧州市場を攻略
2.国内外出荷台数推移と予測(2002~2006年度)
通期海外出荷は3,000万台を割る可能性大
図:携帯電話端末の国内外出荷台数推移と予測
(2002~2006年度、エムレポート推定)
表:携帯電話端末の海外出荷台数推移と予測(2002~2006年度)
3.端末メーカ各社の動向と今後の計画
三洋電機の動向
上期の海外電話機部門の売上高は前年同期比20%減
表:電話機部門の半期別国内外連結売上高推移(2005~2006年度)
通期出荷は前年同期比10%減の見込み
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)
マレーシアへ国内生産ラインを移管
【米国市場向け展開】
6月に三洋電機との合弁会社設立計画撤回を発表したNokia
シャープの動向
上期は前年同期比10%増の売上高
表:携帯電話/PHS端末の半期別販売高推移と予測(2005~2006年度)
上期海外出荷は前年同期比20%減
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)
【中国市場向け展開】
2007年に中国市場へ3G端末で再参入
【米国市場向け展開】
7月から米T-Mobile USA向けにワイヤレスPDAの販売を開始
表:PV200の主な仕様
図:PV200(表/側面)
図:PV200(キーボード収納時)
【欧州市場向け展開】
6月から海外市場向け専用3G端末の販売を開始
日本電気(NEC)の動向
上期は営業赤字が拡大したモバイルターミナル部門
表:モバイルターミナル部門の半期別売上高推移(2005~2006年度)
上期の海外出荷台数は大幅縮小
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)
海外市場向け展開の不調要因
【中国市場向け展開】
中国市場での業務を大幅縮小
【欧州市場向け展開】
2007年から欧州市場向けを拡大
上期売上高は前年同期比30%増の京セラの通信機器関連事業
表:通信機器関連事業の半期別業績推移と予測(2005~2006年度)
パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)の動向
上期は前年同期比約30%減になった売上高
表:売上高と営業利益、設備投資額の半期別推移(2005~2006年度)
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)
現在は国内市場に専念
ITU TELECOM WORLD 2006で端末2機種を発表した東芝
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)
表:TX80/TS32の主な仕様
図:TX80/TS32
カシオ計算機の動向
上期は前年同期比約30%増の売上高を記録
表:MNS部門の半期別売上高推移と予測(2005~2006年度)
【米国市場向け展開】
10月に米国向けに端末供給を開始したカシオ日立MC
表:G'zOne TYPE-Vの主な仕様
図:G'zOne TYPE-V(開閉時/折り畳み途中時)
4.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
■■資料の仕様■■
商 品 名:「端末メーカ各社の海外動向-2006年度上期-」
発 刊 日:2006年12月22日
判 型:A4版20頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:株式会社ナノプロ
頒 価:15,750円(税抜15,000円+消費税750円)
■■お申し込み方法■■
下記URLよりおご購入ください。
⇒ http://www.marketing-research.jp/page/000199.html
■■ナノプロについて■■
設立:2006年1月
会社名:株式会社ナノプロ
所在地:
本社/東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイス18階
神南オフィス/東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
事業内容:
インターネットならびにモバイル向けのプロモーション
セールスプロモーション事業
関連コンテンツ・システム事業
(1)成果報酬型Eコマースプロモーション
(2)プロモーションコンテンツ制作、ネットプロモーションシステム開発事業
代表取締役:森田裕行
URL: http://www.nanopro.jp
■■本件に関するお問い合わせ先■■
〒150-0041
東京都渋谷区神南1-13-8パーク・アヴェニュー神南404
TEL:03-6379-9771
E-Mail: info-mrr@nanopro.jp
担当:惠本
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